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「確認」という、基本にして神髄。スト5ゲーマー・マゴのゲーム人間論 第16回

こんにちは。マゴです。

今日はまたまた『ストリートファイターV』、ひいては格闘ゲームで伸び悩んでいる方々のために向けての記事となります。分かりやすくレベルアップに繋がる一つの要素を、格ゲーをプレイしているであろう読者の皆さんに「認識」していただこうかと思います。

認識することは、すごく大切なことだと個人的には思っています。認識することさえできればそれを理解することもできるようになりますし、その上でそれを伸ばすことも、漠然と練習するよりも効果的に、そして効率的にできるようになるのです。

では、その要素とは?

それは……

『確認』です。

この要素、どんな格闘ゲームであれ、これができるできない、またはできるレベルによって、その人の強さ自体が確実に変わってくるモノだと僕は思っています。
そんな確認の中にも、いくつか種類があります。それは、「ヒット確認」「カウンター確認」「状況確認」の三つです。

下記にいくつかの例を難易度を添えて挙げていますが、初級者の方だとしても

「ジャンプ攻撃からの地上攻撃 ⇒ 必殺技」

という連携の、最後の部分のキャンセルができるようになれば……つまり、その前の地上攻撃がヒットしていることを確認して必殺技が出せるようになれば、それだけでもかなりの期待値増加とリスク軽減になります。

上級者の方から見た場合でも、

「単発の通常技 ⇒ 必殺技」

という、通称「単発確認」が出来るようになれば、何気ない立ち回りの技からダウンや大ダメージを奪うことができるようになるので、確実な立ち回り強化の選択肢となります。
その他の確認関連も、精度高くやれるようになることで、単純な底上げになること間違いなしです。

ヒット確認

まずは一番単純な、ヒット確認からです。

なお、下記以降の連携表記では、ガード時は【】内の行動はせずに、ヒット時のみフィニッシュの必殺技へと繋いでいきます。皆さんがよく知っている、またはよく見ているようなオーソドックスなタイプのヒット確認ですね。ガード時は攻め継続、ヒット時はダウンまで奪えるコンボへ。
当たっているかどうか判断するのは、下記のリストでは必ず一番最初の項目(中攻撃 > 中or大攻撃【 ⇒ 必殺技1 or 必殺技2】なのであれば最初の「中攻撃」の部分)です。

※「⇒」で記載している部分は、キャンセルで出すということを指します。「>」は硬直終了後、つまり目押しで繋ぐということを指します。

・ジャンプ攻撃 ⇒ 地上攻撃x2【 ⇒ 必殺技】
難易度★☆☆☆☆
(例:リュウ ジャンプ大K > 中P > 中P ⇒ EX竜巻旋風脚)

どんな人も、まずはここから。2回目の中攻撃までは、必ず出すと決めておこう!

・中攻撃 > 中攻撃【 ⇒ 必殺技】
難易度★★☆☆☆
(例:リュウ 中P > 中P ⇒ EX竜巻旋風脚)

・中攻撃 > 中or大攻撃【 ⇒ 必殺技1 or 必殺技2】
難易度★★★☆☆
(例:リュウ 中P > 2大P ⇒ 波動拳orEX竜巻旋風脚)

ガード時は波動拳で離れた間合いを保ち……

ヒット時はEX竜巻でコンボに

・弱攻撃 > 弱攻撃【 ⇒ 必殺技】
難易度★★★☆☆
(例:リュウ 2小P > 2小P ⇒ EX竜巻旋風脚)

・中攻撃【 > 通常技 ⇒ 必殺技】
難易度★★★★☆
(例:リュウ 中P > 小K> EX竜巻旋風脚)

ガード時は歩きながら中PxNで固めていき……

ヒットしたらすかさず小KからEX竜巻へ!

・通常技【 ⇒ 必殺技】
難易度★★★★★
(例:かりん 2中K ⇒ 刹歩 ⇒ 天弧)
これだけは他の確認系とは違い、通常技自体のキャンセル受付時間の長さを利用したモノになります。
例でかりんを挙げましたが、他のキャラクターの一部の技でも可能なので、自分のキャラの色々な技で試してみてはどうでしょう?

カウンター確認

『ストリートファイターV』でももちろんなのですが、ほぼ全ての格闘ゲームにおいて、カウンター成立時は「相手に与える硬化時間が伸びる」という効果が付与されます。『ストV』では「本来の硬化時間+2」ですね。

そのシステムを利用して、本来繋がらない連携をコンボにすることができます。カウンターヒットしたことを確認してから技を出しコンボに繋げていくのは、ヒット確認と同様に、対戦で勝つために非常に大事な役割を持ちます。

カウンター時は、自分のプレイヤーサイドに「Counter hit」の文字が表記されます

・小攻撃 > 中or大攻撃【 ⇒ 必殺技】
難易度★★★☆☆
(例:かりん 2小P > 中P ⇒ 刹歩 ⇒ 派生天弧)
用途としては、主に相手に攻められている時の切り返し。つまり、暴れ時によく使います。

2小Pから中Pを決め撃っておいて……

カウンターが見えたら天弧まで!

・中攻撃【 > 大攻撃 ⇒ 必殺技】
難易度★★★★☆
(例:かりん 2中P > 大P ⇒ 刹歩 ⇒ 派生天弧)
これは小攻撃からとは違い、逆に攻めている時ですね。カウンターを確認して、大ダメージを叩きこみましょう。

・小攻撃【 > 中or大攻撃 ⇒ 必殺技】
難易度★★★★★
(例:かりん 小K > 中P ⇒ 刹歩 ⇒ 派生天弧)
小攻撃で固めていき、カウンターを確認したらすかさず別の攻撃に切り替えてコンボに繋げていきます。
難易度こそ最高レベルですが、できれば無法なほどに強力な連携になります。

・クラッシュカウンター【 ⇒ 必殺技 or Vトリガー】
難易度★★★★☆
(例:かりん 大K ⇒ Vトリガー)
1Rに1度しか使えないVトリガー、折角なのであればヒットした時だけ発動して大ダメージを奪っておきたいものですよね。そんな時にはこれ。
クラッシュカウンター時は、特殊演出でゲーム内の時間が止まるため、本来は確認できないような技が確認できるようになります。


様式美

ハイブリッド確認

ヒット確認、カウンターヒット確認と、これらを組み合わせた有効な連携があります。それがこのハイブリッド確認(マゴ発祥)です。
難易度は非常に高くはなりますが、精度高く狙えれば、これ以上ない強力な武器になります。

簡単に説明しますと、ガード時には有利フレームをとれる通常技で固め続け、その技が当たった時はコンボに繋げられる別の技へ切り替え、カウンター時にはカウンター時にしかコンボに繋がらない別の技を出していく、というモノです。

→ガード時
中攻撃 > 前歩き > 中攻撃
(例:かりん 2中P > 前歩き > 2中P)


→中攻撃ヒット時
中攻撃 > 中攻撃 ⇒ 必殺技
(例:かりん 2中P > 2中K ⇒ 刹歩 ⇒ 派生天弧)


→中攻撃カウンター時
中攻撃 > 大攻撃 ⇒ 必殺技
(例:かりん 2中P > 大P ⇒ 刹歩 ⇒ 派生天弧)

難易度★★★★★★


ちなみにですが、海外の強豪選手であるPUNKはこのハイブリッド確認を、かなりの精度でやってきます。
逆に言うと、PUNK以外でこれができているプレイヤーはなかなか見ませんし、僕も僕で絶賛練習中です(笑)。

状況確認

そして最後に、状況確認ですね。

自分が技を撃った後に、相手が当たるような行動をしていたのであれば、当たると信じて連携やコンボを繋いでいきます。
たとえば下段攻撃なのであれば、その攻撃が当たる直前まで相手が立っていることを確認し、繋ぐための技を出す。
他の攻撃なのであれば、直前まで相手が動いてガードができないであろう状況なのを確認しておいて、繋ぐための技を出す。こういうモノです。

直前までの行動の確認なため、絶対的な100%の確認精度にはなりませんが、本来なら確認できない技での確認後の発動も、疑似的にできるようになります。
また、そのあとのヒット確認やカウンター確認も、若干の余裕をもってできるようになるという利点があります。

さて、確認に関しての記事は以上となります。
一番効率的な身に付け方については、難しいモノからやろうとするのではなく、難易度が低くある程度できるというモノから、確実に実戦でもできるようにしていくことが大事かと思います。

僕も僕で、まだまだ精度の足りない確認項目がいっぱいあるので、読者の皆さんと一緒にレベルアップしていけたらなと! そう思っております!


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■マゴ選手のプロフィール
1985年1月21日生まれ。本名は林 賢良。大会に参加するだけでなく、ゲーム業界屈指のアクセス数を誇るブロガーであり、ゲーム配信の先駆け的存在でもあるなど、ゲームの楽しさを世に広め続けている。ストリートファイターシリーズを中心に活動している。2016年は、Capcom Pro Tour -Asia/Oceania Regional Finals(CAPCOM Pro Tourプレミアトーナメント) ストリートファイターV 優勝、 TWFighter Major 2016(CAPCOM Pro Tourランキングトーナメント)ストリートファイターV 優勝、Well Played Cup (CAPCOM Pro Tourランキングトーナメント) ストリートファイターV 優勝など数々の戦歴を誇る。

■関連リンク
マゴ選手のTwitter
https://twitter.com/magotto3
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