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『レインボーシックス シージ』で勝ち抜くための心構え【eiNs・ShiN選手のR6S戦術論】

皆さん、お久しぶりです。PC版『レインボーシックス シージ(Rainbow Six Siege)』(以下『R6S』)のチーム、eiNs(アインズ)でリーダーを務めているShiN(シン)です。


以前の2回のコラムでは、チーム作り、練習方法についてそれぞれ説明してきました。3回目の今回は、実際に数多くある大会に臨む前にどのような心構えでいるのか、eiNsの場合を例として、皆さんにお伝えしていきたいと思います。

大会前の心構え

ここまでチーム作り、練習方法についてお伝えしてきましたが、肝心なのはやはり大会でのチームメイトとの関わり方です。

現在、日本のチームが主に参加している大会は、JCGが運営する「Japan League」(1dayトーナメント)とESLが運営する「Pro League」「Challenge League」です。

詳細は皆さんご存じだ思いますので割愛させていただいて、ここでは大会すべてに共通する心構えをお伝えします。

まず、大会前は無駄な知識や雑念を入れないために、新しい作戦や突発的にやってみたいことなどは取り入れません。チームメイト全員が理解できればいいのですが、ひとりしか理解していなければそこが穴になるからです。eiNsでは、練習で試したことを引き出しとして、IGL(In-Game-Leader)が中心となって戦います。

次に、自信を持ってプレイすること。もし失敗したらどうしよう……なんて考えてはダメです。成功、優勝(目標を達成する)だけを考えて大会に臨んでください。そしてチームメイトを信じることが大切です。

大会中の話し合い


大会中は、テンションが上がったり、興奮したりと、普段の練習風景とは異なる雰囲気の中で長時間に渡って試合が行われます。そこで、大会中に心にとどめておきたい大切な事柄をお伝えします。

・チームメイトを信じる
・これまでの練習を信じる
・チームメイトを批判しない

この3つはとても大切なことです。

チームメイトを信じる

まず、チーム競技ですから、チームメイトを信頼できないとそれはチームとはいえません。

もしも大会中にチームメイトがミスしたらどうしますか?
グレネードを間違えてチームキルしてしまったときはどうしますか?

ここで『気にしない、ドンマイ』と声をかけないと、チームキルしてしまった人、された人ともに険悪になって、チームが実力を出し切れずに負けてしまうという最悪な展開を迎えます。

確かに普段の練習とは異なる雰囲気ですが、「気持ちは熱く、頭は冷静に」ということを忘れないようにしましょう。

これまでの練習を信じる

次に、練習してきたことは嘘をつきません。なんでこんな練習をするのか、と筆者も考えてしまうことはあります。学生時代の部活動でもそうでした。しかし、本番になってその意味が理解できます。『お、この作戦をしてくるんだったらカウンターとして……』と対処も思いつく早さが違います。ですので、これまでの練習に自信を持ってください。

チームメイトを批判しない

最後に、チームメイトを批判してはいけません。これはとても大切なことですが、意外とやってしまう人が多いです。特にIGLやミスを犯してしまった人が標的にされがちですが、これはチーム崩壊の一歩なのでよくありません。

IGLも頭をフル回転させて指示していますし、チームメイトもミスをしたくてしたわけではないのです。熱くなって『お前!!』と言ってしまうような自覚がある人は、少し自分を見直した方がいいと思います。

“勝つため”に何をすればいいか、ミスが発生した場合どうすればいいか、常に冷静な頭をもっておくことが大切です。

大会を終えてからの行動


長い大会を終えて満足した結果、満足できなかった結果、それぞれあると思います。

これはeiNsの場合なのですが、大会を終えたその日は「お疲れさま!」と言って、反省会はしないようにしてすぐに休ませる、もしくは自由にさせています。さすがにヘトヘトですからね。

そして各々思う部分はあると思いますが、後日(翌日は休みにすることが多いです)の練習はじめに、次の目標に向けた大会での反省点、今後についてまとめます。チーム全員で認識をもつ必要がありますから。

そしてまた練習……というふうに繰り返します。

大切なのは「自分の最終目標は何か」ということです。満足がいく勝利を収めたクランであっても、それが最終目標でないのなら、細かく反省して修正し、次の目標に向かって練習してください。

厳しい言い方になるかもしれませんが、他のクランは「次こそ優勝する!」といった強い目標を持って挑んできます。常にチャレンジャー精神を忘れずに、『日本1位』などといったフレーズに満足せず頑張ってください。


以上、チームとして戦う上での大会前後の心構えについてお伝えしてきましたが、いかがでしたでしょうか。

全3回に渡るコラムとして現在、そして過去のeiNsの取り組み方法を、僕なりの考えに沿って説明してきました。

Y2S3にAPAC地域でプロリーグが開催されるようになってから、日本チームも世界の舞台に4シーズン連続で進出しています。これは日本のR6Sシーンにとっても大変素晴らしいことですし、この調子で練習していけば世界でもっといい成果を取れると思います。

ぜひ、皆さんも高いモチベーションを持ってアジア、そして世界へとチャレンジしてみてください!

■ShiN(シン)
『レインボーシックスシージ』のプレイヤーであり、チームeiNs(アインズ)の設立者。2016年5月にRazzlyに所属、2017年12月にリーダーとしてeiNsを結成し、2月に一度解散。3月に再結成し、JCG主催の大会で優勝を果たす。10月に初のオフライン大会「UBI DAY 2017」で準優勝し、同月末にプロリーグYear2 シーズン3で、APACに日本代表として出場し初優勝。11月にブラジル・サンパウロでの世界大会に出場、2018年2月にはカナダ・モントリオールでの世界大会「Six Invitational」に出場した。プレイスタイルはIGL(インゲームリーダー)かつLurkerで、一人で状況を妥協する動きをしている。2018年現在、新しいチームメンバーとともに育成と強化に励んでいる。

■eiNs(アインズ)の主な戦績
2016年度 「GeForce CUP」 優勝
2017年度 「JCG MASTER -June-」 優勝、「玄人志向杯#2」 優勝、「UBI DAYオフライン大会」 準優勝、「JCG MASTER -December-」 準優勝、「玄人志向杯#4」 準優勝、「APAC Pro-League Finals(オーストラリア)」 優勝、「Y2S3」世界大会(ブラジル)出場、「Y2 Six Invitational」(カナダ)出場

■関連リンク
eiNsのTwitter
https://twitter.com/einsr6
ShiN選手のTwitter
https://twitter.com/shinr609
レインボーシックス シージ
http://www.ubisoft.co.jp/r6s/