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100名以上が参加した学生イベント『新歓LoLフェス』レポート

学生による学生のための「LoLイベント」

2018年4月14日、東京・池袋のeスポーツ施設「LFS 池袋 esports Arena」にて、『リーグ・オブ・レジェンド』(以下、『LoL』)の学生向けイベント「新歓LoLフェス」が開催された。東京大学、東京工科大学、慶應義塾大学の3サークルによって企画された本イベントには、青山学院大学、中央大学、横浜国立大学、芝浦工業大学、日本大学、東洋大学、拓殖大学、工学院大学など関東圏の12サークルが参加。来場者は100名を超え、大盛況に終わった。

ライアットゲームズがサポートする「LeagueU」のウェブサイトもリニューアルされ、東西学生リーグも始まるなど、まさにこれから活動的になっていく学生たちの『LoL』。開催からはや1カ月が経ってしまったが、学生自身の手で実現したこのイベントの詳細を、あらためてレポートしよう。


イベントプログラムは二部構成となっており、まず前半は「新歓交流会」が行われた。各サーク内でゲームプレイや昼食をともにし親睦を深めるほか、国内初のガラス張り防音仕様のボックス型選手席を使用し、サークルの垣根を超えたエキシビションマッチが行われた。内容は、サークルリーダー対抗バトルや、初心者限定の交流戦、今回で2回目となる「慶早戦」など、バラエティに富んでおり来場者を飽きさせない配慮がなされていた(ちなみにこの慶早戦では慶応大学が勝利し、現在の戦績は1勝1敗のイーブンだ)。

またプログラム後半には、LoLの国内プロリーグ『League of Legends Japan League』(LJL)決勝戦のパブリックビューイングが行われた。ピザハットから学生たちに大量のピザが贈られるなどサプライズもあり、こちらも大いに盛り上がった。

ピザハットから学生たちにふるまわれた大量のピザ

「探したら見つかる」学生コミュニティ

ここに集まった各サークルの新入生たちは、どのようにしてサークルの存在を知ったのだろうか。会場内で新入生たちに話を聞くと、「Twitterで検索してサークルを見つけて、連絡をとって参加しました」「大学リーグが行われていることは昔から知っていて、サークルでチームを組んで出場したいと入学前から思っていました」といった声を聞くことができた。

一昔前まではメジャーな競技タイトルでも活動しているサークルは少なく、学内でプレイヤー仲間を探すハードルは高かったが、ここ2、3年でLoLをはじめ、競技的なゲームを楽しむ「eSports系のサークル」は一気に数を増やした。LoLの運営会社ライアットゲームズが展開する学生コミュニティ支援プロジェクト「LeagueU(リーグユー)」の発表によれば、今年4月の時点で全国に120以上のサークルが存在するとのことだ。

大学間の垣根を越え「インカレ」として活動しているサークルも多く、LoLをプレイしているプレイヤーたちにとって、学生コミュニティに参加するハードルは今やとても低くなっている。「Twitterで検索すればすぐに見つかる」距離感で、活発なコミュニティが広がっているのだ。学生プレイヤーたちの盛り上がりを見かけた社会人ゲーマーたちが「自分が学生の頃にこんな活動があったらなぁ」とついつい声を漏らしてしまうのも頷ける。

横浜薬科大学esportsサークルリーダー(マスター・イーのポーズ)

新入生たちにイベントの感想を問うと「これまでオフラインで交流した機会がなかったので、面白いイベントだなと思います」「高校の頃はこうして参加できるイベントがなかったので、大学生になったんだなと実感しています」と明るい顔で答えてくれた。また、今回会場となったLFS 池袋についても好感触で、「こんなに良い環境が整っているので、また来たいです」「すごく本格的な場所だと思いました。通常営業の時も利用したいです」といった反応ばかりだった。

ちなみに、会場の男女比はおおよそ9:1ぐらいで、どのサークルも男子率が高いようだ。男だらけの環境でなにか苦労はないか女性参加者に質問してみたが「居心地の悪さを感じたことはないです」「女子率は確かに低いですが、みんな対等に扱ってくれますし、肩身が狭いとかはないですね」と、とくに困ることもなく活動を楽しめているようだ。




「参加者が多く集まったことが一番うれしい」

参加者には好評だった本イベントだが、運営を行った学生たちの手ごたえはどうだったのだろうか。

運営メンバーたちに感想を聞くと、「新歓シーズンということで参加者には恵まれましたが、大規模なイベントになったので企画や準備が大変でした」「うまくいったと思いますが、次回はもっとうまくくやりたいです」と達成感と向上心を感じるコメントをしてくれた。

本記事では今年度から東大LoLサークルの新代表をつとめるKamesaN(@KamesaN108)さんのコメントをご紹介したい。

――東大LoLサークルは、今年度どんな状況でしょうか?

KamesaN:新入生がだいたい14人ぐらい入ってくれる予定です。それを含めると、サークル総勢としては100人を超えると思います。
僕たち東大LoLサークルは、先代のチームが強かったこと、また学校自体に知名度があることで、昨年はいろんなところからお声がけいただいたり、取り上げていただいたりしました。おかげで今の東大LoLには勢いがあります。僕としては今年も優勝を目指したいですね。

――今回のイベント「新歓LoLフェス」の運営にも携わられたということですが、感想を聞かせてください。

KamesaN:今朝この会場に来てみて、参加者が多く集まってくれたことが実感できたのが一番うれしかったです。ただ、反省点もあります。今回のイベントでは、企画や運営は他のメンバーに任せて、僕は主に参加してくれる方々への声掛けを担当していたんですが、かなり呼びすぎてしまって……。一部断らなくてはいけなくなってしまったのが悔しいところです。

――会場「LFS 池袋」については、イベント使用されてみていかがでしょうか。
KamesaN:会場はゲーミングチェアゲーミングPCが100台もそろっていて壮観だなと思いました。ここまで広いスペースがあり、かつ池袋という交通の便の良いところはなかなかないので、今後も使わせてもらえるのであれば、ちょっと大きめなイベントをやってみたいですね。

もし新たに『LoL』に興味を持った学生さんがいたら、ぜひLoLサークルの扉を叩いてみてはいかがだろうか?


■関連リンク
League U
https://leagueu.jp.leagueoflegends.com/
League of Legendsリーグ・オブ・レジェンド
https://jp.leagueoflegends.com/ja/

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