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EVO “JAPAN”を振り返る!スト5ゲーマー・マゴのゲーム人間論 第13回

こんにちは。マゴです。

気付いたら今回で、このコラムも13回目。月イチで掲載させてもらっていますので、なんともう1年も経ったんですね。時間が経つのは早いモノですね。

EVOが日本に来てくれた!

さて、今回の話題は『EVO』について。もうひと月以上前の話になるんですが、世界最大の格闘ゲームイベント『EVOLUTION』が日本にやってきました。
『EVOLUTION』のことに関しては、こちらの記事を見ていただけると分かりやすいと思います。恥ずかしい内容ではあるので、下の方までは見ないようお願いします(笑)。

そうです。その世界最大である『EVO』の名を冠する大会がこの日本で、格闘ゲームというジャンルを生んだこの日本で! 開催されることになったのです!

【Evolution Championship Series: Japan 2018】
2018年1月26日(金)~1月28日(日)
Day1-2(予選)
池袋サンシャインシティ文化会館
Day3(決勝)
秋葉原UDX アキバ・スクエア
・主催
EVO Japan実行委員会LLP
・協賛
日清食品グループ、レッドブル・ジャパン

自分はDay3のチケットを買えなかったため(販売開始3分で売り切れ)、Day2までの池袋での会場しか行けなかったのですが、自分でも何度も行ったことがあるアメリカの『EVO』さながらの充実感があり、それでいて参加する人たちによるものなのか、日本ならではの雰囲気もまた、会場全体にあったような気がします。


企業ブースコーナーには格闘ゲームを販売しているメーカーさんをはじめとした、様々なブースがありました。
『EVO 2017』のTOP8に上がったもけが所属しているポノスさんのブースや、格闘ゲームを題材とした漫画を出版している集英社さんのブースまで。ここらへんをずっと回っているだけで楽しい気分になったのは、言うまでもないですね(笑)。


そして、本大会の予選スペース。
やはり7タイトル+サイドトーナメントがあるだけあって、A会場、B会場の2フロアの大部分を使っての進行。この中で様々なドラマが生まれ、勝ち進んだ各タイトルのTOP8選手はDay3の決勝戦へと駒を進めます。

これまでの日本での大会では考えられないような人数の海外勢がいたのが、特に印象的でしたね。『ストリートファイターV』で言えば、総エントリー数の5分の1くらいは海外勢だったとか。
さすが、世界的に見ても歴史のある『EVOLUTION』。日本にこれだけの海外勢が集まるのは、少し感動的でした。


Day3に至っては、前述の通りチケットが買えなかった(笑)ので、家で自分の知っているタイトルだけ配信にて視聴していました。
全てを見たわけではないのですが、そりゃあもう、配信でも熱気が伝わってくるくらいすごかったです。

日本初のEVO、参戦&観戦の感想

なんというか、舞台が大きいと、やはりドラマっていうのは生まれるモノなんですね。自分がやっている『ストリートファイターV』の話だけを載せるのはもったいないので、全てのタイトルの上位3名の名前と国籍をまとめてみました。

■STREET FIGHTER V(計2217名)
1st GRFT | INFILTRATION [韓]
2nd ジョン竹内 [日]
3rd Twitch | Hx | CYG BST | ウメハラ [日]

■ARMS(計327名)
1st Pega [日]
2nd StDx | GoreMagala [米]
3rd すくらん [日]

■BLAZBLUE CENTRALFICTION(計595名)
1st CYCLOPS Osaka | フェンリっち [日]
2nd yuta [日]
3rd さやかちゃんbot [日]

■GUILTY GEAR Xrd REV 2(計1187名)
1st ナゲ [日]
2nd おみと [日]
3rd GGP | かずのこ [日]

■TEKKEN 7(計1202名)
1st ROX | Knee [韓]
2nd ROX | CHANEL [韓]
3rd N.M | GURA [韓]

■大乱闘スマッシュブラザーズ for Wii U(計757名)
1st Echo Fox | MVG | MKLeo [メキシコ]
2nd あばだんご [日]
3rd DNG | かめめ [日]

■THE KING OF FIGHTERS XIV(計542名)
1st Huomao | ZJZ [台]
2nd Lau [香]
3rd SANWA | M' [日]

以上、重複している選手ももちろんいると思いますが、総エントリー数6827名という、過去日本で類を見ないほどの大きい大会になりました。

さて、肝心の我らのタイトルである『ストリートファイターV』はというと、自分はW(ウィナーズ)でふ~ど選手に負け、L(ルーザーズ)でAngry Bird選手に負け、結果33位タイに終わりました。
使用キャラをラシードに変えてからの初大会だったので、チャレンジ的な意味も含めての参戦だったんですが……それでもやっぱり、負けるっていうのはいつまで経っても、どんなキャラを使ったとしても、悔しいモノですね。

自分の試合が終わった後もずっと大会を見ていたのですが、やっぱり面白い試合が多かったです。
特に今大会で印象に残ったのが、昨年の『CAPCOM CUP』優勝者であるMenaRD選手、日本期待の若手の一人であるジョン竹内選手、韓国が生んだ天才Infiltration選手、この3人ですね。

・MenaRD選手
彼はまだ10代でありながら、ドミニカという日本から見てほぼ地球の裏側の地域から来てくれていて、勝った時の不敵な表情や、負けてしまった後の哀しそうな表情のギャップがすごく好印象でした。
ゲームも大会も、純粋に楽しんでいるいい選手だと感じました。

・ジョン竹内選手
今大会の準優勝者。最後こそ負けてしまいましたが、それまでの過程は決して簡単なものじゃありませんでした。
倒してきた選手は誰もが聞いたことがあるような名のある選手で、それらの選手に対してシーズン3での新要素をふんだんに使い勝利をもぎとっていきました。これまでは海外勢の若手ばかり活躍が目立っていましたが、日本にもしっかりと若く、そして勢いのある選手はいるんだぞと、世界に示せたのではないでしょうか。

・Infiltration選手
去年こそ奮わない結果で終わりましたが、今大会の彼は本当にすごかった。
メナトという特殊なキャラで相手を完全に自分のゲームに引き込んでの、完勝に近い形の勝利を多く見た気がします。グランドファイナルのジョン竹内戦ではメナトでは相性的に厳しいとみるや否やジュリを使い、信じられないほどの読み勝ちを続け、結果優勝。とにかくすごかったです。
やはり彼はこうでないと。ぶっちゃけ言って、感動しました(笑)。

来年の開催にも期待大!

今大会は、日本で初めての『EVOLUTION』に相応しい、すばらしい大会だったと思います。
最後の挨拶にて、本家『EVO』からの代表としてMarkmanが、

「また来年も会いましょう」

と言ってくれていたので、おそらくは来年もあるのでしょう。なんとも嬉しい限りです。

日本では誰もが参加できる、こういった大型のオープン形式のトーナメントを開催することが難しいんですよね。
昔は『闘劇』というモノがありましたが、それも今ではなくなってしまいました。あのころからゲームをやっていた僕らとしては、いつかこういう大規模な大会が日本で開かれることを常に願っていました。

それが今回、本家『EVO』をはじめとする、様々な方々が協力してくれたおかげで、僕らプレイヤーの願いが叶ったと、そう思っています。

願わくば、この『EVO JAPAN』が、
eSports業界が、
欲を言えば格闘ゲーム業界が、
これから先も大きくなり続けてくれますように。


■マゴ選手のプロフィール
1985年1月21日生まれ。本名は林 賢良。大会に参加するだけでなく、ゲーム業界屈指のアクセス数を誇るブロガーであり、ゲーム配信の先駆け的存在でもあるなど、ゲームの楽しさを世に広め続けている。ストリートファイターシリーズを中心に活動している。2016年は、Capcom Pro Tour -Asia/Oceania Regional Finals(CAPCOM Pro Tourプレミアトーナメント) ストリートファイターV 優勝、 TWFighter Major 2016(CAPCOM Pro Tourランキングトーナメント)ストリートファイターV 優勝、Well Played Cup (CAPCOM Pro Tourランキングトーナメント) ストリートファイターV 優勝など数々の戦歴を誇る。

■関連リンク
マゴ選手のTwitter
https://twitter.com/magotto3
マゴ選手のブログ
http://ameblo.jp/magotto3/
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