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カプコンカップ参戦リポート! ストVゲーマー・マゴのゲーム人間論 第11回

こんばんは。マゴです。

行ってきましたよ。参加してきましたよ。『カプコンカップ(Capcom Cup)2017』。
紆余曲折ありながら、なんとか決勝大会に参加できたのですが、こうやっていざ本戦を迎えると、なんというか、感慨深かったです。


大会全体の方はと言うと、前回の記事で紹介したときど、ゆかどん、ウメハラ、MenaRD、ProblemXの5人が最終局面まで残っていて、俺の予想すげぇな!! って個人的に思いました(笑)。
結果的には、激熱な試合展開の末、南米代表で弱冠18歳であるMenaRDが決勝戦でときどを下し優勝となりました。これからの若手勢にも、ひいては我々のようなベテランプレイヤーにも、刺激を与えてくれる結果になりました。


【ここでおさらい・CAPCOM CUPとは?】

カプコンUSAが主催しているプロツアーの決勝大会で、3月~11月の期間中に世界各国でポイントが得られる大会が開催され、そのプロツアー中で得たポイント上位の選手だけが決勝大会に招待される。そのプロツアーと決勝大会含めて総額50万ドル(約5,600万円)もの賞金が用意されている、ストリートファイターというタイトルにおいては世界最大規模の大会。ちなみに、決勝大会優勝者の賞金は年によって差はあるが、約2,000万円ほどにもなる。

さて、自分の大会前の段階での1回戦の相手は、Xian。
2回戦の相手はトーナメントの形式上、勝ったとしても負けたとしても、隣の組み合わせにいるどぐらかBigbirdのどちらかでした。

しかし、直前で前大会覇者であるNuckleDuが辞退し、そこの枠に前大会準優勝者のRicki Ortizが入る事によって参加者内でのポイント序列が変化。結果、全体のトーナメント組み合わせがガラっと変わり、僕の1回戦の相手はVerlorenに。
本戦に向けて対Xianの為にいぶき対策をかなりしてはいたのですが、最後の2週間前になっても自分の中で納得する対策を練ることができてませんでした。対してVerlorenの使用するキャミィというキャラに対しては、キャラ相性もそうですが、日本でよくプレイする仲間たちの協力もあって、絶対的な自信を持てていたのです。

このトーナメント組み合わせの変更は、僕にとっては嬉しい出来事でした。
そう、1回戦までは……。

1回戦(対Verloren キャミィ)

先程も述べていた通り、この組み合わせに関してはかなりの自信を持って臨めました。

キャミィというキャラは、地上戦でかりんに対して優位に立ちにくく、豊富なジャンプ攻撃からの攻め手がどうしても多くなってしまいがちです。
それに対して自分が使うかりんは、足の速さやEX烈殲破を持っている、というのが相性のいい理由となっています。お互いが低体力ですし、機動力も持っているので試合自体はかなりブレやすくなるのですが、いざという時の火力がかりんの方が高く、かつ汎用性も高いので、劣勢な状況でもなんとかなるだろう、という心構えでした。

そんな心構えと自信を持てていたからか、開幕から軽快に2試合を連取。
次の試合は取られるも、その反省点を4試合目に活かす事ができ、結果3-1というスコアで勝利することが出来ました。

この1回戦、自分としてはいい動きができているなと感じていました。
しかし、対してVerlorenの方はというと、彼が経験する初の世界大会だったこともあったのか、対戦中の動きがかなり硬くなってしまっているな、という印象でした。

彼は『ストV』から台頭してきたプレイヤーですが、普段からすごくいい内容でプレイしている人だと思っています。
技術や強さは抜きにして、まず格闘ゲームを真面目に、そしてしっかりと楽しみながらやっている、という部分が伝わってくるのが、何よりもいいですね。
若いということもあって、今回の経験を踏まえて臨んでくるであろう、これからが楽しみです。

2回戦(対Luffy ミカ)

1回戦ではトーナメント変更の恩恵を受けましたが、2回戦に関しては逆の結果になりました。そうです。我が因縁の相手、Luffyと当たることになってしまったのです。
これまで2回のカプコンカップ決勝大会に参加してきましたが、実は2回ともLuffyと当たっているんですよね。そして、2回とも敗北。

なんというか、あまりそういう風には考えたことはなかったのですが……というか、考えないようにしてきたのですが、もし『運命』というモノがあるのだとすれば、コレがそうなんだな。と今回思いました。
彼と当たる確率が相当薄かったトーナメントが急に変更になって、隣に移動してきた時もそう思いましたし、本戦でLuffyが1回戦のどぐらを下し、その後で僕がVerlorenを下した時にもより一層思いました。

2017年はミカに苦しめられた年だったので、対策的なモノも十分用意してきましたし、経験も積んできました。
その甲斐あってか、立ち回りや引き出しに関してはいいモノを出せていたと思うのですが、勝負どころでの選択肢で圧倒的に差をつけられた気がしました。
結果、Luffy側の立ち回りでの行動を制限できていたのにも関わず、3-1で敗北……。

これは本当にショックでした……。

まだ……届かないのかよ……と。

3年連続……。

負けてから数日間は、このことに頭を抱えていました。
でも、この事実をしっかりと受け止めることが、2017年のカプコンカップで僕にとっての学ぶべき部分だったんだな。と、この記事を書いている今は思います。

2018年、もしまた、彼と当たることがあるのであれば……いや、当たるモノと考えて、僕は『運命』に立ち向かいます。

3回戦(対Punk かりん)

Luffyに負けた後のルーザーズで待ち構えていたのは、まさかの彼でした。

彼がすごくいいプレイヤーだから。彼がすごくいいモノを持っているからこそ。同じキャラを使っている自分としては、一方的にですが、2017年は彼に振り回されっぱなしだったな、と思っていました。
そしてその締めくくりが、まさかの決勝大会であるとは思いませんでした。いや、まぁ、大会前にトーナメント表を確認した時、あり得るなとは思っていましたけどね(笑)。


とは言え、かりん同キャラはかなり得意な組み合わせでしたし、彼と対戦したこともあったので、ある程度の勝算はある状態で臨んだのですが、これもLuffy戦と同じでした。
立ち回りでは若干有利になってはいたものの、勝負どころでしっかりと勝ちをもぎ取られてしまい、そのまま3連敗。

やはり彼は、強かったです。
こう言うと、自分を応援してくれた皆さんに申し訳ない気持ちはあるのですが、2017年の1年間、彼を見て悩んでいた自分に対して、最後の最後で、ある程度の納得ができた気がしました。

こうして自分の、『カプコンカップ2017』は幕を下ろしました。

振り返ってみると2017年は、やはり「苦しかった」んだと思います。
ですが、この苦しさが今では嬉しさに変わっている感覚があります。なぜなら、この苦しさがあったからこそ、これからの自分が成長するための要素に気付くことができ、さらなる高みへと昇れると思えるからです。

2018年は自分の”運命”に正面から立ち向かい、さらに成長した自分を皆さんにお見せしたいなと。
それが、これまでも、これからも僕を応援して下さる皆さん、そして対戦してくれているプレイヤーたちにできる、精一杯のお返しかなと思っています。

皆さん、2017年も応援、ありがとうございました。
そして2018年も、よろしくお願いします!!!!

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■マゴ選手のプロフィール
1985年1月21日生まれ。本名は林 賢良。大会に参加するだけでなく、ゲーム業界屈指のアクセス数を誇るブロガーであり、ゲーム配信の先駆け的存在でもあるなど、ゲームの楽しさを世に広め続けている。ストリートファイターシリーズを中心に活動している。2016年は、Capcom Pro Tour -Asia/Oceania Regional Finals(CAPCOM Pro Tourプレミアトーナメント) ストリートファイターV 優勝、 TWFighter Major 2016(CAPCOM Pro Tourランキングトーナメント)ストリートファイターV 優勝、Well Played Cup (CAPCOM Pro Tourランキングトーナメント) ストリートファイターV 優勝など数々の戦歴を誇る。

■関連リンク
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