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カプコンカップ2017注目選手! スト5ゲーマー・マゴのゲーム人間論 第10回

文●マゴ

こんばんは。マゴです。
前回のザンギエフ攻略が、やはりというかなんと言うか、自信を持って出させていただいただけあって、ザンギに困らされていたプレイヤーの方々にかなり好評だったみたいで、嬉しいですね。
某板橋在住のザンギエフ使いの方に、

「マゴさんがアレ書いたおかげで受身とらない人増えたんだけど? やめてくんないかな?」

と言われて、思わずほくそ笑んでしまいました。
こういう声も聞けると、これはもう筆者冥利に尽きるというモノです。

また機会があればキャラクター攻略なども書かせていただこうと思っていますので、希望のキャラなどがあれば、Twitter(@magotto3)などにリクエストを送っていただければと!

さて。早いもので、半年以上のプロツアーを経て開催される決勝大会の「カプコンカップ(Capcom Cup)2017」の開催が12月8日(金)(アメリカ現地時間)と、もう間もなくというところまで迫ってきました。
前回の記事でも近況を報告させてもらいましたが、自分もなんとか……なんとか!! 出場できることになったので、一所懸命頑張りたいと思います。というか、現在進行形で頑張っています(笑)。
なんせ、このコラムを書いている時点(2017年11月下旬)で、大会まであと2週間なんでね!!

マゴさんピックアップ・今年の注目選手は?

カプコンカップには、当日予選の1名を含めた計32名のトッププレイヤー達が参加します。まずは簡単にですがリストを作ったので、こちらをご覧ください。

★のプレイヤーは日本人選手(計15名)です。
【】内はプロツアーでの獲得ポイントです。

■1. PG | Punk 【3080】
★2. ECHO FOX | Tokido(ときど) 【2125】
■3. Liquid | NuckleDu 【1870】※出場辞退(2017/11/30現在)
★4. YOUDEAL | Yukadon(ゆかどん)【1821】
★5. YOUDEAL | Haitani (ハイタニ)【1820】
■6. Mousesports | Problem X 【1662】
★7. CO | Dogura (どぐら) 【1446】
★8. GRPT | Fuudo (ふ~ど)【1360】
★9. GGP | Kazunoko (かずのこ)【1355】
■10. RZR | Xian 【1250】
★11. RB | Bonchan (ボンちゃん)【1190】
■12. GFuel | Verloren 【1170】
★13. DNG | Itabashi Zangief (板橋ザンギエフ)【1157】
■14. ECHO FOX | Justin Wong 【1131】
■15. ZOWIE | Oil King 【1100】
★16. Gachikun (ガチくん)【1071】
★17. Hx | CYG BST | Daigo Umehara (ウメハラ)【1045】
■18. F3 | Brolynho 【1020】
★19. CO | GO1 (GO1)【1017】
■20. CYG BST | Snake Eyez 【965】
★21. Ponos | Moke (もけ)【956】
■22. BX3 | Phenom 【940】
★23. Mago (マゴ)【935】
■24. RISE | Smug 【930】
■25. RISE | MenaRD 【920】
■26. NASR | Big Bird 【840】
★27. ECHO FOX | Momochi (ももち)【821】
■28. Method RB | Luffy 【802】
■29. Allegiance | 801 Strider 【795】
★30. Scarz | Sako (sako)【791】
■37. AAG | DidimoKOF 【595】
※南米ファイナル優勝者
■84. Evil Genius | Ricki Ortiz【156】
※前年度準優勝者。NuckleDu出場辞退により、優勝者枠が繰り下がり出場(2017/11/30現在)
■当日予選枠

全員を紹介していくと、情報が多すぎてあまりにも長くなってしまいます。ですので今回は、自分個人が注目している選手をピックアップして紹介していこうと思います。
これを見てもらえれば、カプコンカップがより一層楽しめること間違いなし!!

■1. PG | Punk 【3080】
★2. ECHO FOX | Tokido 【2125】

Punk選手(左)、ときど選手(右)

まずは何をおいても、この2人でしょう。
今年の『ストリートファイターV』シーンの中心人物と言えば、誰もがこの2人を挙げます。ときどは言わずもがな、「EVO2017」優勝にアジア決勝優勝。Punkは「EVO」でこそときどに敗れて準優勝に終わりましたが、その他のプレミア大会優勝2回に、北米決勝優勝、ランキング大会優勝4回と、正直理解不能なくらいの好成績を残しています。

実力的に言っても、世界TOP2と言ってもいいと思います。もちろん、僕の目で直接見た上での意見としてもそうです。
この2人の注目すべき点としては、「苦手なキャラ、人が少ない」「得意なキャラ、人には負けない」という2点があります。一見、強い人なら当たり前に思えることですが、これが本当に難しい。キャラクターの個性があるゲーム性ゆえに、キャラクターだけで見た場合でも得手不得手は出てしまいやすいですし、キャラクターではなく人で見た場合でも、もちろん得手不得手が出てきます。
それがこの2人は他のプレイヤーに比べ、極端に少ないと言えます。故に、この2人が優勝候補筆頭なのは皆さんが納得済みですし、この2人の動向を見守ることが、今大会を楽しむための分かりやすいポイントだと思います。

★4. YOUDEAL | Yukadon(ゆかどん)【1821】

ゆかどん選手。伊勢スト、という以前の名前に覚えがある人も多いのでは?

南米地域は除きますが、3地域でのプレミア大会で優勝しているのは全プレイヤーの中でもこの男、ゆかどんのみ。
彼は2年前までは四国に住んでおり、そこでオンラインでの対戦のみを主としていましたが、その才能と技術は四国だけで収まる器にあらず。去年、覚悟を決めて上京したあとに参加した初海外大会である「EVO2016」で、見事4位入賞。そして今では、東京でプロゲーマー生活を送るまでになりました。

プレイ内容はというと、まさに芸術。見ている誰もが予想だにしなかった状況から、KOにまで持っていくコンボと選択肢の豊富さには、どんなトッププレイヤーも感動せざるを得ないはずです。
何より彼の素晴らしい点は、元々才能や技術を持っていたとしてもそれにあぐらをかかず、常にさらなる上の領域を目指して努力し、研磨していく心構えだと自分は思っています。マゴさんイチ押しプレイヤーです。

■6. Mousesports | Problem X 【1662】

Problem X選手(写真中央)

彼のことを現欧州王と言っても、過言ではないと思います。
『ストリートファイターV』がシーズン2になって以来、彼の使うベガというキャラはシーズン当初から“凶悪”と多くの人に言われるほどのパワーを持っていました。しかしながら日本では、強力な技を持っているにも関わらず動きに幅が少ないからか、あまり大会では活躍できない状態が続いていました。
しかし、欧州の地では違いました。シーズン1からベガを使い続けた彼の完成度に“凶悪”とまで言われるパワーが備わり、まさに鬼に金棒。欧州での大会のほとんどで上位に入賞し、プレミア大会でも他地域の強豪を退け、優勝してみせたのです。

かくいう僕も、このプレミア大会に参加していたのですが、決勝に向かう彼の姿は、初めて見た6年程前のあどけなさの残る若者だったころとは違い、「覇気」を帯びて見えたのが印象に残っています。
プレイスタイルでは手堅い対応プレイと、一度チャンスを掴んだ時の相手を固める連係の上手さが目立ちます。一度画面端へ持っていけば、相手はガードだけで体力を半分近くまで削られる事もありえるほどです。(経験談)

★17. Hx | CYG BST | Daigo Umehara 【1045】

彼のことを知らない格闘ゲームプレイヤーはいません。はっきりと断言できます。それほどまでに、格闘ゲーム界の生ける伝説となっている人物です。
『ストリートファイターV』においては、シーズン1のころに彼の代名詞でもあるリュウを使い、シーズン2でリュウが弱体化された後もなおリュウを使い続けようとしていました。しかし、結果はキャラクターのポテンシャルのためかついてこず。プロツアーでも芳しくない成績で、年末の決勝大会に出られるか、不安に思ってしまった人も少なくはなかったと思います。

ですが、プロツアー中盤で彼は覚悟を決め、キャラクターをガイルに変更。これが彼の覚醒への一手だったのです。変更当初こそあまり目立った活躍はしていませんでしたが、ガイルが彼に馴染むとともにそのクオリティーは目を見張るほど高くなり、プロツアーでも活躍。中盤の数回の大会で、決勝大会への参加券を確定させるほどでした。

表で試合することが少ないので、伝わりきっていない方もいるかもしれませんが、安心してください。
彼、めっちゃくちゃ強いです。

■18. F3 | Brolynho 【1020】
■25. RISE | MenaRD 【920】

正直、彼らの詳細はまだ調べていないのですが、過去3回開催されてきたカプコンカップでは、必ずと言っていいほど南米プレイヤーの活躍が光っていました。
2年前のKeoma、去年優勝候補であるときどを初戦で破ったDR Ray。そして今年は彼ら。彼らの人となりはよく知りませんが、試合は何度も見たことがあります。

Brolynhoは高いスキルを持ったプレイヤーですし、MenaRDは若く勢いのあるプレイヤーで、唯一、バーディーを使用してこの決勝に上がってきています。
個人の意見になってしまうのですが、南米のプレイヤーに共通して言えるのは、プレイ自体も「情熱的」であるという部分だと思っています。基本的には堅実に戦うのですが、勝負所となると理では理解しがたいような選択肢をとり、しかもそれをしっかりと通すんですよね。なので、毎年毎年南米からの選手には、どうしても注目してしまうんです。

■当日予選枠

実はこの枠も、かなり熱かったりします。しかも勝ち上がってきた選手はもれなく、最強プレイヤーであるPunkと初戦で当たるという面白さ。
僕が知ってるだけでも、日本人ではネモ、あくあ、稲葉、Trash boxの4名が当日予選に参加しますし、開催地である北米の強豪プレイヤーたちも、もちろん参加することでしょう。

注目選手の中から、あくあ選手

我らがネモさんが有力とされていますが、大会には魔物が住んでいます。正直言って、誰がこの枠を取るのか分かりませんが、誰が参加権を獲得したとしても、Punkとの熱い1回戦を見られるのは間違いないと思います。

本当はもっと、もっと! 紹介したいプレイヤーはいるんですが、涙をのんで今回はこれだけにしておきます……。

……。

え?
マゴさんがいないって!?

バカヤロウ!!
てめぇでてめぇの事なんて、恥ずかしくって紹介出来るかよー!!!

ちなみに、自信のほどはと言うと、プロツアー途中で悪魔(KSK)にどん底へ叩き落された人間とは思えないくらいについてきています(笑)。
もちろん大会までの残り2週間も、全力で駆け抜けようと思っています。

なので、皆さん! 応援よろしくお願いします!!

カプコンカップ、頑張ってきます!

■【スト5ゲーマー・マゴのゲーム人間論】
第1回 たかがゲーム、されどゲーム
第2回 「強さ」とは(前編) ネモ、許すまじ。
第3回 「強さ」とは(後編)ネモ、ありがとう。
第4回 格闘ゲームで上達するためには<前編>
第4回 格闘ゲームで上達するためには<後編>
第5回 かりんちゃんを笑顔にするために<前編>
第5回 かりんちゃんを笑顔にするために<後編>
第6回 僕とときどのEVO物語。前編。
第7回 僕とときどのEVO物語。後編。
第8回 地上戦を構成する3つの要素<前編>
第8回 地上戦を構成する3つの要素<後編>
第9回 ネモがザンギを好きになるために。<前編>
第9回 ネモがザンギを好きになるために。<後編>

■マゴ選手のプロフィール
1985年1月21日生まれ。本名は林 賢良。大会に参加するだけでなく、ゲーム業界屈指のアクセス数を誇るブロガーであり、ゲーム配信の先駆け的存在でもあるなど、ゲームの楽しさを世に広め続けている。ストリートファイターシリーズを中心に活動している。2016年は、Capcom Pro Tour -Asia/Oceania Regional Finals(CAPCOM Pro Tourプレミアトーナメント) ストリートファイターV 優勝、 TWFighter Major 2016(CAPCOM Pro Tourランキングトーナメント)ストリートファイターV 優勝、Well Played Cup (CAPCOM Pro Tourランキングトーナメント) ストリートファイターV 優勝など数々の戦歴を誇る。

■関連リンク
マゴ選手のTwitter
https://twitter.com/magotto3
マゴ選手のブログ
http://ameblo.jp/magotto3/