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【TGS2017】Daedalic Entertainmentブースレポ―SF ADV『State of Mind』と『AER』をプレイアブル出展

千葉の幕張メッセで開催された東京ゲームショウ2017。一般入場日2日目(2017年9月24日)に取材したDaedalic Entertainmentブースのレポートをお届けしよう。


ドイツのハンブルクに拠点を持つDaedalic Entertainmentは、戦国ハードコア戦術ステルスゲーム『Shadow Tactics: Blades of the Shogun』や『Tales of Monkey Island』などをパブリッシングした実績を持つ会社だ。


今回の東京ゲームショウ2017で出展したブースには、自社開発となる新作アドベンチャーゲーム『State of Mind』と、同社がパブリッシュするForgotten Key開発の『AER – Memories of Old』の2タイトルが各2台ずつプレイアブル出展された。ブースはホール3に設置されており、規模は小さく目立ちにくかったものの、時折ユーザーがプレイしているのを見かけた。

また、前述の『AER – Memories of Old』の缶バッチが無料配布され、プレイしたユーザーにも配られていたようだ。筆者は、プレイアブル出展された2作品をプレイできたので、どのようなゲームなのかを紹介しよう。


まず2015年に発表され、2017年10月に発売を迎える『AER – Memories of Old』は、Thatgamecompanyの『風ノ旅ビト(Journey)』のようなタイトルで、プレイヤーは空に浮かぶ島々を探索することが目的となる。主人公のAerは鳥に変身できる能力を持ち、自分や世界の歴史を探求しながら、さまざまな島へと旅立つことになる。各所に設置された寺院には、世界を知るために必要な情報が詰められており、未知の言語を見つけた場合でも解読する物があれば読み解くことが可能だ。

オープンワールド的に自由に世界を飛びまわってゲームを進めていくと、人語を話せる特殊な動物スピリットアニマルから情報を聞き出すことや、NPCとの会話を進めてクエストをクリアすることでも世界の事柄を聞くことができる。





戦闘要素やゲームオーバー的なものはないため、雄大な景色が広がる世界を鳥になって大空を存分に味わいながら「なぜこのようになってしまったのだろうか? このオブジェクトの本来の意味はなんなのか?」と、謎に迫る面白さが興味を惹くだろう。島に点在するオブジェクトには、文明の残り香を彷彿とさせるような残骸が所々に存在しているため、ただ鳥となって飛んでいるだけでも多くのものを発見出来るだろう。ある意味ウォーキングシミュレーターに近いため、このジャンルが好きなユーザーには注目に値するタイトルだ。『AER – Memories of Old』はPC/PS4/Xbox One向けに2017年10月26日で発売予定だ。

続いて『State of Mind』を紹介しよう。本作2048年のドイツのベルリンを舞台にしたSF作品で、主人公のリチャードはディストピアな現実世界からユートピアなバーチャル世界へと行こうとしたものの、魂の半分がアップロードされたところで切断されてしまい、現実とバーチャルの半々にある魂が一つになるために2つの世界を舞台に駆け巡るというものだ。さらにアップロードが失敗した事件の後に主人公はバーチャルと現実の双方で記憶の半分を失ってしまい、自分の記憶と自分の妻の行方を探す目的も含まれている。


ゲームジャンルは3人称視点で進行するアドベンチャーゲーム。リアルタイムにキャラクターを変更しながら物事を解決していくタイトルで、主人公の目はAR機能を有しており、オブジェクトの解説機能などが備わっているため、物体の特性も知ることもできる。DaedalicブースのPRマネージャーであるSandra Friedrichs氏は、ゲームプレイの一部にはパズル要素もあるとして、動かない列車に動力を接続して移動できるようにするシーンをデモンストレーションの一環として見せてくれた。Sandra氏によると、本作は『攻殻機動隊』などのSF作品に影響を受けており、Googleのエンジニアにも助言を受けて開発されているとのこと。近未来SFを題材にした作品が好きなユーザーには大いに注目だ。




なお今回の東京ゲームショウで出展されたバージョンは完成版ではなく、アセットが仮のものになっているところが何カ所があった開発途中のバージョンだったが、文章が日本語化されているため国内販売にも期待が持てるだろう。『State of Mind』はPC/PS4/Xbox One/Nintendo Switch向けに、2018年春に発売予定だ。

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