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『ピンボルアの勇者』ここに誕生!RPG風ピンボール!【Steamジャケ買い1本勝負 第81回】

ジャケ買いし続けた2020年もいよいよ終了……。出会った数々のゲームたちと、ご愛顧いただいた読者の皆さんに感謝しつつ、とりあえず気になったゲームを直感でひとつまみ! Steamジャケ買いコラム第81回は、前回に続いて題材の組み合わせに惹かれたこちら!


APOLLOSOFTから1000円で配信されている『ピンボルアの勇者』です! ファンタジーRPGとピンボールを組み合わせた変わり種タイトル。ピンボールのデジタルゲームは数多くありますが、こういう発想はジャレコがファミコンで発売した『ピンボールクエスト』くらいでしょうか。

封印されていた「魔竜王ボルアカ」が復活し、世界がピンボール化した……という設定なので、ちゃんとストーリー的にも、ファンタジーとピンボールが融合していますね。

しかし、そうなると魔竜王ボルアカの設定が気になるところ。そんなにピンボールが好きだったのか、もしやピンボールが好きすぎて封印されたのか。休日にゲームセンターを巡って古いピンボール台を探すのが趣味だったりするのか。やっと見つけたは良いけどメンテがされてなくて、口から火を吹いたりしてるのか。好きなゲームはセガサターンの『デジタルピンボール ラストグラディエーターズ』だったりするのか。妄想は膨らみますが、ボルアカがどういう奴なのかわからないので謎のままです。


ゲームとしては割とシンプルな作りで、ボールの代わりに「勇者」を2本のフリッパーで弾くゲーム。勇者をモンスターにぶつけて倒し、草原、洞窟、森、砦、村などを踏破していきます。

ワープゾーンや道に勇者を入れることで、画面が切り替わって次のステージに進む作り。フリッパーで弾けず落としてしまうと、どんどん前のステージに戻ってしまい、最初の草原で落としたらワンミス。アイテムを取ると、勇者の後ろに仲間が追従して追加ダメージ。

ピンボールのゲームにありがちな「台をゆらしてボールの軌道を変える」操作が無いため、慣れるまではミスしやすいですね。


勇者を弾いて大量のモンスターを次々倒していくのが気持ち良い作りで、モンスターのビジュアルも雰囲気が出ています。思わぬところにワープゾーンがあってボーナスステージに突入することも。


村かな? と思ったらボーナスステージ。村中に勇者をぶつけまくって大量得点! まあ、確かにRPGで村はボーナスステージみたいなもんですね。タンスや壺を調べるぞー!

モンスターを倒すとレベルアップしていくものの、得点が増えやすくなるだけ。技や魔法を覚えたりはしないし、お店でアイテムを買う要素なども無し。会話イベントなども無し。ボスを倒してエンディングというわけではなく、目指すのは得点をどれだけ稼げるか。なので、商品ページ通り、あくまでも「RPG風のピンボール」になっていますね。条件を満たしてステージに隠されたピースを集めるオマケ要素などはありますが。

演出や画面切り替えが派手なので爽快なものの、ある程度遊ぶとゲームとしての変化の少なさで飽きてきますし、ボーナスのわかりにくさ、点滅の激しいエフェクトでごまかしがちなボス戦、キーコンフィグが無い点なども気になります。

タイトル画面やゲーム終了時に見られる一枚絵が良いだけに、登場キャラの会話シーンがゼロなのも寂しかったですね。

ラー油的適正価格:800円(Steam価格1000円)】
見た目の華やかさに反して地味なゲームで、もうちょっとRPG要素強めにして欲しかったな……という感想。雰囲気と、低めの難易度でゆったり遊べるゲームが好みなら悪くない1本です。

(C)2020 POWER UNIT, APOLLOSOFT

Steam『ピンボルアの勇者』のページ
https://store.steampowered.com/app/1305570/_/
【連載】ラー油のSteamジャケ買い1本勝負

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