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最新ゲーミングモニターがeスポーツでの勝利を加速させる 【ALENWARE ゲーミングモニター新製品発表会レポート】

2020年11月24日、デル・テクノロジーズはゲーミングPCブランド「ALENWARE」の新製品を発表するプレスカンファレンスを実施。12月2日より発売する3種類のゲーミングモニターについて、製品スペックや販売価格などを明らかにした。

本稿では、オンライン形式で行われたカンファレンスの内容をレポート形式でお届けする。

▲松原大氏(デル・テクノロジーズ/プロダクト マーチャンダイジング シニアアドバイザー)

カンファレンスに登壇した松原氏より語られたのは、今年で24年目を迎えるALENWAREの歩みだ。同ブランドは1996年にアメリカで誕生した後、ゲーミングPC界のパイオニアとして様々な製品をリリース。日本へ進出したのは2009年からで、現在は秋葉原にブランド公式ショップを構え、ゲーミングPC及び周辺機器の販売活動に力を入れている。

▲1999年から続くALIENWAREの歴史。日本で発売されたのは2009年から

続けて松原氏は、ALENWAREが提唱するコンセプトについて言及。常に最新のテクノロジーを念頭に置く「イノベーション」、常に高次元の製品スペックを担保する「ハイパフォーマンス」、インターフェースを含めて外観と内観にこだわる「アイコニックデザイン」、良質な素材を用いてパフォーマンスを実現させる「プレミアムクオリティ」の4大標語を掲げ、モノ作りの根底を支えるブランド精神を公表した。

また、今回発表された新製品以外のアップデート情報も補足。デスクトップのALIENWARE AURORA R11では、10月より最新GPUのNVIDIA GeForce RTX 3090/3080がBTOオプションで選択可能だが、より安価なグレードのRTX 3070のオプションが11月27日より追加される予定だ。RTX 3070については、デルのエントリー向けゲーミングPCブランドであるDell G5デスクトップにも同日より追加される。

▲「RTX 30」シリーズの最廉価モデル、RTX 3070も選択可能になる

ALENWAREが手掛ける3種類のゲーミングモニター製品

本カンファレンスの目玉となったのは、12月2日よりリリースされる3種類のゲーミングモニター。価格帯はどれも10万円前後(税抜・配送料込)で、サイズ感や保有スペック等でそれぞれ差別化がなされているほか、”高リフレッシュレート”や”ワイド曲面スクリーン”等々、それぞれ際立った特徴を備えている。デルは現在10種近くのゲーミングモニター製品を取り扱っているが、その中でも今回の新製品はハイスペックな部類に入るだろう。

詳細な製品スペックはこちらから:ALIENWAREより世界最速360Hzのリフレッシュレートを実現した「AW2521H」ほかゲーミングモニター3機種が登場!

ALIENWARE AW2521H

「高いフレームレートを要求するFPS(ファーストパーソンシューター)作品のために発売した」と松原氏が語った通り、「ALIENWARE AW2521H」は360hzのリフレッシュレートに対応したハイスピードゲーミングモニターである。ゲームプレイ時におけるグラフィック描画の反応速度が従来製品より大幅にアップし、マウスを介した入力動作の反映を極限まで早める「NVIDIA Reflex」(詳細は後述)を搭載している。

▲前面。カラー展開はダークサイドオブザムーン(1色)

▲背面。モニタースタンドは回転・高さ・傾き調節機能付き

ALIENWARE AW2721D

「ALIENWARE AW2721D」は高精細なグラフィックスと高リフレッシュレートを両立。コントラスト比や輝度レベルをのびやかに表現できるHDR機能に加えて幅広い色域をカバー。また「NVIDIA G-SYNC」(詳細は後述)機能によってPCゲーマーを悩ませるティアリング(ちらつき)やフリッカー(カクつき)を最小限に抑えている。

▲前面。カラー展開はルナライト(1色)

▲背面。モニタースタンドは回転・高さ・傾き調節機能付き

ALIENWARE AW3821DW

上記2種と比べ、「ALIENWARE AW3821DW」は21:9のワイド曲面デザインがとにかくキャッチー。ディスプレイサイズは37.5インチを誇り、解像度も3種の中で最も高い3840×1600となる。こちらもHDR機能とNVIDIA G-SYNCの両方に対応済みだ。「曲面デザインはどのようなプレイヤーやゲームに適しているのか?」と質問を受けた松原氏は、「視野角の限界を越えて視界を確保できる」と回答。続けて「元々はレーシングゲームにて重宝されてきたが、最近は対応するPCゲームも増えてきているので、今後はFPS作品でも人気が増えるのでは」と見解を述べた。

▲前面。カラー展開はルナライト(1色)

▲背面。モニタースタンドは高さ・傾き調節機能付き


ALENWARE製品を支えるNVIDIAの最新技術とは?

上述の通り、ALENWAREが手掛ける製品にはアメリカに本拠を置く半導体メーカー「NVIDIA」の最新テクノロジーが取り入れられている。とりわけゲーミングモニターに内蔵された機能の数々はプレイヤーの入力操作と直結していることもあり、昨今盛り上がりに拍車のかかる競技シーンにおいて注目を集めるポイントでもある。本カンファレンスでは、NVIDIAの澤井氏から「GEFORCE RTX 30 シリーズとNVIDIA G-SYNC(以下、G-SYNC) ディスプレイ」と題してプレゼンが執り行われた。

▲澤井 理紀氏(NVIDIA合同会社/テクニカルマーケティングマネージャー)

究極のゲーミングディスプレイを実現する「NVIDIA G-SYNC」

澤井氏によると、G-SYNCがゲーミングディスプレイ体験にもたらすメリットは3つ。まずはプレイ中の遅延を減らすだけでなく、カクつきやちらつきも無くして高画質を維持。そして競技性ゲームに特化した「eスポーツモード」を利用すれば、ガンマレベルやバックライトの調節を通して暗い場所も見えやすくなる模様だ。動いているオブジェクトの視認率を高める「モーションブラーモード」の実装を含め、「競技性ゲームは高い応答速度が求められる。ゲーム腕前と同様にシステム面も重要」という認識を語った。

 

▲カンファレンス資料より


システム遅延を抑える「NVIDIA Reflex」

システム遅延とは、クリック操作が画面へ反映されるまでに生じるラグのこと。遅延がゲームプレイに影響を与えるのは言わずもがな、競技シーンの場合だと一瞬のラグが勝敗を左右することも珍しくない。この不可抗力を軽減するべく、NVIDIAは低遅延テクノロジーを開発。通常であれば「マウス→CPU→レンダーキュー→GPU→ディプレイ」と続く入力ラインだが、NVIDIA Reflexによって「マウス→CPU(バックプレッシャー削減)→GPU(クロックブースト)→ディスプレイ」と不要な工程を取り除くことに成功した。

 

▲カンファレンス資料より


システム遅延測定機能を搭載

NVIDIAが関わるゲーミングモニター製品には、世界初となるシステム遅延測定機能を搭載(360hz対応製品のみ)。これまでシステム遅延の測定には専用機器や煩雑な手順を要していたが、マウスクリックからディスプレイへ反映するまでの時間をユーザーが気軽に調査できるようになった。NVIDIAが提供中のアプリケーション「GeForce Experience」と組み合わせれば、測定結果に基づいた各種チューニングも行える。

▲カンファレンス資料より

ゲーミングPCブランドはeスポーツ市場を支える重要な柱

カンファレンスの最後は登壇者による質疑応答パートへ移行。PC事業に携わる松原氏と澤井氏のもとに、司会者から「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の拡大が続く中、eスポーツ業界はどのような環境に置かれているのか?」という疑問が投げかけられた。この問いに対し、松原氏は「オフラインからオンラインへ大会のプラットフォームが変わったものの、eスポーツ自体はかなり盛り上がっている」と回答。澤井氏も大会の様式に変化が生じた点を認めつつ、「巣ごもり需要によってeスポーツの需要が増えたからか、オンライン大会の視聴者も賑わっている。特にFPSやMOBAといった競技型ゲームタイトルが人気」と語り、競技シーンの独自性をまとめた。

▲司会を努めた堀内華央理氏(左)と松原氏(右)

今回のカンファレンスで取り上げられたゲーミングモニターを含め、PCゲームにまつわるデバイス類の多くは、競技型ゲームタイトルに挑むプレイヤーの要求に応えるため、日々高スペックを追求し続けている。業界に身をおく筆者としても、さらなる成長が見込めるeスポーツ市場、並びに業界の最前線に立ってコダワリの製品を送り出すゲーミングPCブランド&周辺メーカーの今後に注目したい所存だ。

デル公式サイト
http://www.dell.co.jp/
ALIENWARE公式サイト
http://ALIENWARE.jp

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