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計190チームの頂点にCAGが君臨!過去最高規模の国内大会「レインボーシックス シージ ジャパンチャンピオンシップ 2020」観戦レポート

プロ・アマ問わず、国内の『レインボーシックス シージ』(R6S)ユーザーが集って1ヶ月間を戦い抜いた「レインボーシックス Japan Championship 2020」(以下、R6S JCS 2020)。その決勝大会が2020年10月17日から10月18日まで、オフライン形式のもと2日間に渡って開催された(無観客にて実施)。



本稿では大会当日のステージ模様や試合結果(準決勝・決勝)をざっくりと振り返りつつ、2日目の決勝戦にフォーカスした観戦レポートをお届けする。リアルタイムで配信を視聴した方はもちろん、そうでない方もご覧いただけると幸いだ。

決勝大会の出場チーム(全8チーム)
CYCLOPS athlete gaming
・ELEMENT.36 JAPAN
FAV gaming
・GEARMIX esports
・GUTS Gaming
・NORTHEPTION
Sengoku Gaming
・エヴァ:e

試合とスペシャル配信、さらに一夜限りの特別ライブで大いに賑わった決勝大会!

本大会はNTTドコモとユービーアイソフトの共催によって執り行われた、『R6S』における国内最大規模のeスポーツイベントだ。この日のために用意された賞金は総額1500万円(うち優勝賞金は1000万円)。会場内にはゲーム内の建築物を彷彿とさせる特設ステージが設けられており、これまでにない厳かな雰囲気が周囲に漂っていた。

▲特設ステージの様子。選手席の後方には本作のオペレーターをあしらったパネルも設置されている

▲決戦の舞台に臨む選手たち(画像はGUTS Gamingのメンバー)。なお本大会には、ALIENWAREブランドのゲーミングPCおよびモニターが採用された

▲決勝戦の実況および解説を担ったキャスター陣(左からふり~だ氏、okayama氏、ともぞう氏、 Papilia氏)

また本大会は選手たちのゲームプレイ以外にもコンテンツが充実。『R6S』のビギナーでも試合を楽しく観戦できるよう、プロゲーミングチームのストリーマーらが解説を行うスペシャル配信も実施された。そのほか大人気アーティストのLiSAさんも会場へかけつけ、本大会の公式ソング「play the world! feat.PABLO」を会場で初披露。激戦をくぐり抜けた猛者たち、そして試合を眺める視聴者のテンションを一夜限りのスペシャルライブで大いに盛り上げてくれた。

プロゲーマーやお笑いタレントが集結したスペシャル配信

▲LiSAさんのスペシャルライブは6:36:31~

準決勝第1試合:「FAV gaming」vs「GUTS Gaming」

▲試合開始は1:14:32~

最終結果
  • 1stマップ(ヴィラ):FAV 7-3 GUTS
  • 2ndマップ(海岸線):海岸線 7-3 GUTS
  • 勝者:FAV gaming

準決勝第2試合:「エヴァ:e」vs「CYCLOPS athlete gaming」

▲試合開始は3:51:34~

最終結果
  • 1stマップ(ヴィラ):CAG 2-7 EVA
  • 2ndマップ(領事館):CAG 7-3 EVA
  • 3rdマップ(カフェ):CAG 7-2 EVA
  • 勝者:CYCLOPS athlete gaming

決勝戦:FAV gaming vs CYCLOPS athlete gaming

そして配信開始から約7時間30分後、準々決勝、準決勝と駒を進めた「FAV gaming」(以下、FAV)と「CYCLOPS athlete gaming」(以下、CAG)がついに激突。3マップ先取(BO5方式)を目指し、開戦の火蓋を切って落とす。まずは1stマップ「海岸線」の戦いから見てみよう。

▲FAV gamingのロースター

▲CYCLOPS athlete gamingのロースター

1stマップ「海岸線」

先手を打ったのはCAG。1階キッチンから屋内へ侵入したShiNをAnitunが対処してファーストブラッドを計上。1階の勝手口から突入を試みるFAV陣営に対し、CAGはボム拠点の防衛に着手。残り1分2秒あたりから人数差(4vs1)をつけはじめ、最後は1階細道を進行していたTaiponをAyagatorがキル。大事な決勝戦の第1ラウンドをCAGが手中に収めた。

▲ふり~だ氏も「なんで⁉」と思わず放ったNo2のキルシーン。同選手は本大会が初のオフライン経験ながらも、マップ間を通して射撃戦の強さを披露した

CAG→FAV→CAG……と互いにラウンドを連取する展開の後、最初にマッチポイントへたどり着いたのはCAG。しかしFAVも負けじと遅れを取り戻すべく、第10ラウンドから反撃を企てる。序盤1分ほどで人数有利を生み出すと、CAG陣営の攻めを許さぬ守りでディフューザー設置を阻害。Anitunをフッカーデッキ外で留めることに成功し、攻撃側のタイムアップでFAVのラウンド勝利となった。

▲攻撃側に詰められた最中、人数不利を覆して拠点を守り抜いたCAG陣営

1stマップから早くも延長戦にもつれ込んだ第14ラウンド。FAVもマッチポイントへたどり着いたものの、CAGの防衛は彼らを一歩上回っていたのか。2階フッカーラウンジへ攻め入るFAV陣営を、Ayagator、SuzuCらが丁寧に排除。結果として攻撃側の所要時間が無くなったところを、BlackRayがトドメと言わんばかりにNo2、ChloroForMとダブルキル。FAVも実力面で決定的な差があったわけではないものの、人数不利から状況を立て直したCAGが海岸線を制圧した。

▲CAGメンバー・GatoRada

2ndマップ「クラブハウス」

2ndマップの舞台は「クラブハウス」。ここでも海岸線と同じく、両チームとも譲らぬ接戦が生まれることになった。まずは1stマップの辛酸を払拭すべく、FAV陣営が地下を守るCAGに対してプレッシャーをかける。

▲FAVメンバー・ShiN

残り50秒付近で祭壇室の補強壁を破壊してボム部屋への射線を通すと、地下へ降りたShiNが颯爽とAyagatorをキル。直後にBlackRayがAfroを倒して人数差を埋めるも、FAVの猛攻は止まらない。残り16秒からChloroForM、No2が立て続けにCAG陣営を追い込み、ラストはガレージ方面へ身を引いたGatoRadaもShiNによって倒され、FAVが鮮やかに第1ラウンドを先取した。

▲残り時間30秒から手際よく地下を一掃したFAV陣営。ShiNを筆頭に各メンバーのキルシーンが光ったラウンド

第2ラウンド以降の展開はまさに”シーソーゲーム”。CAGが3ラウンド取り返すと、2-5のまま先にマッチポイントへ王手をかける。ところがFAVも4ラウンド連続で盛り返し、有利を築いていたCAGを追い越す形でマッチポイントへ到達。試合は1stマップを越える勢いを保ちつつ、取っては取られの応酬へ発展する。

▲CAGコーチ・XQQ

フルラウンドに差し掛かった第15ラウンド。2階の監視室・金庫室を守るFAV陣営へ、2:1:2とリソースを割いて屋内へ侵入するCAGの選手たち。残り2分16秒、Anitunがエースのアクアブリーチャーを使って監視室への侵攻ルートを確保した後、CAG陣営はイースト方面と階層現場からボム部屋を挟み込むように侵攻。拠点を守る補強壁を破壊し、射線および突入ルートを完成させ、金庫室へディフューザーを設置する。

▲金庫室へディフューザーが設置されたのを見図らい、GatoRadaも屋外からボム拠点へ銃撃を浴びせた

防衛側のFAV陣営はディフューザーを解除しなければならない。その前仕事としてShiNがAnitunを落とすも、GatoRadaが怒涛のトリプルキル達成。ShiN、Taipon、ChloroForMの3名が倒れ、一気に1vs4の劣勢に追い込まれてしまう。単身残ったAfroも奮戦するが、改装現場へ射線を通していたSuzuCの弾丸に倒れてFAV陣営は全滅。7-8で延長戦を突破したCAG、ここで一気にチャンピオントロフィーへと手を伸ばした。

3rdマップ「領事館」

3rdマップに選ばれたのは「領事館」。FAVは何としてもここを勝ち取り、逆転の機会を掴みたいところ。とはいえ既に2マップを接戦の末に勝ち取ったCAGの勢いは衰えず。防衛スタートで試合に臨むと、まずはAnitunが地下のガレージ壁にワンウェイバリスティックミラー(通称:ミラ窓)を設置。内部から屋外の状況を伺いつつ、SuzuCやGatoRadaなど撃ち合いの強いメンバーでボム部屋を守る。

▲わずか数秒の間に両チームのメンバーが次々とダウン。戦場の動乱をキルログが物語っている

ガレージ左側の補強壁を破壊して屋内へ歩を進めたFAVは、別ルートで侵攻していたChloroForMと主導体が連携を取り、地下の制圧を試みる。ここまでは両チームのキル交換が同タイミングで起こったこともあり、人数差は埋まらなかった。しかし残り16秒、ガレージ屋内の展開型シールド裏で身を潜めていたGatoRadaがTaiponを倒し、戦況が一変させる。わずか4秒ほどでFAV陣営をラスト1人まで追い詰め、カフェテリアへ入ったNo2もBlackRayが刈り取ってラウンド取得に持ち込んだ。

▲3rdマップ屈指の名シーン。CAG陣営は開幕から非常階段の入り口を爆破し、攻撃側へ奇襲を図った

1stマップ、2ndマップと激戦を演じた両チームだったが、3rdマップの領事館においては終始CAGのスパートが強かったと言えるだろう。第4ラウンド・第5ラウンドにてFAV陣営のカウンターパンチを食らったあと、第6ラウンドから優勝まで足を止めることはなかった。中でも最終戦となった第9ラウンドは、CAGとFAVの意地がぶつかりあった一戦だ。

1階と地下の両方を守るFAVを前に、CAGはAnitun、GatoRada、SuzuCらが地下へ詰め寄る。カフェテリアへ入ったところをShiNがBlackRayへダメージを与えるも、素早くカバーに入ったAnitun、逆にShiNを削って人数有利をキープ。カフェテリアの安全を確保すると、サーバールームからガレージ方面へ顔を覗かせたChloroForMもすかさずキル。CAG陣営が拠点近くまで攻め込んだことにより、地下はスモークグレネードやカンデラ(YINGのガジェット)が飛び交う混戦模様となった。

▲ディフューザーを設置されても諦めずに戦いを挑んだFAV陣営。真剣勝負の熱量をヒシヒシと感じた最終ラウンドだった

残り37秒。資料室へ入ったAnitunがディフューザーを仕掛けたことにより、攻撃と防衛の構図がガラッと変化する。FAV陣営がボム部屋の外から射線を敷き、逆にDAG陣営はボム部屋の中から周囲を警戒する形に。臨機応変にフロアを駆け巡ったのはNo2。1階から心拍センサーでAnitunとGatoRadaの位置を探り出し、爆破まであと19秒のところでAfroがAnitunをカットした。

だがGatoRadaが資料室から壁抜きでNo2を始末すると、戦況は再び1vs1へリターン。こうなるとディフューザーを設置した攻撃側の有利は変わらない。解除する余裕の無くなったAfroの前にGatoRadaが立ちはだかり、真正面から銃弾を発射。7ラウンド目を勝ち取ったCAGが、「R6S JCS 2020」の映えある初代王者として君臨。優勝賞金1000万円に加え、国内最大規模の大会を制した栄光を胸中へ収めた。

▲優勝トロフィーに集うCAGメンバー(左からAyagator、SuzuC、GatoRada、Anitun、BlackRay)

決勝戦 最終結果

  • 1stマップ(海岸線):FAV 6-8 CAG
  • 2ndマップ(クラブハウス):FAV 7-8 CAG
  • 3rdマップ(領事館):FAV 2-7 CAG
  • 勝者:CYCLOPS athlete gaming

レインボーシックス シージ
https://www.ubisoft.co.jp/r6s/
レインボーシックス シージ ダウンロードサイト(UBI STORE)
https://store.ubi.com/jp/rainbow-six-all-games
「レインボーシックス Japan Championship 2020」公式サイト
https://rainbow6.jp/championship2020/

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