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コロナ禍での活動と2020年のメタ傾向【FAV gaming・ShiN選手の『R6S』戦術論】

皆さん、お久しぶりです。また、初めまして。PC版『レインボーシックス シージ(Rainbow Six Siege)』(以下『R6S』)のチーム、FAV gaming(ファブゲーミング)でリーダーを務めているShiN(シン)です。

前回の記事投稿からかなりの時間が経過してしまいましたが、FAV gaming、そして競技シーンでのメタについてもその間変化がありました。

今回は久しぶりのコラムということで、新型コロナウイルスの期間も含めたFAV gamingの半年間を、前回のプロリーグ前からの流れで追っていくとともに、最近の『R6S』のメタ変化についてもご紹介していきたいと思います。

新しいメンバーの参加

はじめに、皆さんすでにご存じかと思いますが、今から3カ月前の6月にFAV gamingの新メンバーが2名発表されました。プレイヤーとしてNo2.(なんばーつー)選手、アナリストとしてNata(なた)選手の加入です。



No2.選手は、APAC Northフォーマットのプロリーグ(以下PL)変更前最後のPLでの活躍が目に留まり、1カ月間という長いテストを経て加入しました。

テスト期間中、彼は積極的に提案するわけではなかったですが、随所に良い提案をし、それがターニングポイントでラウンドを取得することも多かったです。試合の流れを見ているなというところと、成長可能性を考慮して獲得を決めました。今回は公募はせずに声掛けという形でメンバー選考をしたのですが、個人的にはいい方向に動いたのではないかと思います。

一方で、Nata選手は私がeiNsを創設した頃からのプレイヤーで、今回アナリストの補強として声を掛けて加入いただいた形になります。真面目で勉強熱心なので、チームをより良い方向へ導いてくれるサブコーチ的な役割にも期待しており、FAVの今後の変化につながると思います。

6月からスタートした「APAC North Division ステージ1」参戦12チーム

2名の選手の加入が発表され、6月からスタートする「APAC North Division」という新フォーマットのPLに向けて意気込んで練習を開始しましたが、大きな課題がありました。新型コロナウイルス(COVID-19)の流行です。

私たちFAV gamingは何よりもVC(ボイスチャット)、コミュニケーション部分を重要視していて、新メンバーとは加入後一度はオフラインで会話する方針でしたが、今回のコロナの影響もあり実現はできず。外出の制限や、やり取りがオンライン上でしかできず、ゲーマーとしては問題ない環境でしたが、こと競技プレイヤーとしては難しい状況のシーズンだったと思います。そして、チーム内のやり取りをベストなものにできない中での開幕で、正直不安要素がかなり大きかったです。

結果としては、総合5位(前半6位、後半5位)でフィニッシュすることができましたが、不満点も多くオフシーズンでの課題も多く見られました。特に、VCでの新メンバーと旧メンバーの連携面での微妙なずれ。意識面でのずれも相まって改善が急務でした。

しかし、オンライン上やVC上で指摘しても100%の効果はないと個人的には思っており、この課題についても直後のチーム練習で言おうと思っていましたがなかなか言えず。ようやく最近になってオフラインで会う機会が作れたので、そこまで延ばして伝えることができました。選手個人個人がそのあたりも意識して練習に取り組めるようになってきたように感じます。効果は9月末からのステージ2での結果までわかりませんが、みんなの意識が前より上がってくれていると信じています。


なぜオフライン練習が必要なのか?

ここまで述べてきた「オフライン練習ができなかった」ことがなぜ不安要素だったのか、という点についてもご紹介したいと思います。普段オンラインでの練習がメインのFAVで、なぜ直接会う必要があるのか。

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