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「レインボーシックス PCジャパンナショナルズ」グランドファイナルday2観戦レポート! 賞金350万円を獲得したのはNORTHEPTION!

2020年9月6日、タクティカルシューター『レインボーシックス シージ』(以下『R6S』)の公式大会「R6S PCジャパンナショナルズ」グランドファイナルday2が開催された。


本大会は”国内最高峰”となる『R6S』の賞金付きeスポーツイベント。プロ・アマ問わず、1チーム5人制で誰でも参加できるのが特徴だ。今回取り上げるグランドファイナルday2では、8月23日開催のday1を勝ち抜いた「野良連合 NRG」(以下、NRG)と「NORTHEPTION」(以下、NORTH)が出場。大勢の視聴者が見守るなか、15時30分よりBO5形式で文字通りの一騎打ちに臨んだ。

▲実況と解説を努めた「ふり~だ」氏(左)・「ともぞう」氏(右)

本稿では、BO5形式で行われた「野良連合 NRG vs NORTHEPTION」の観戦レポートをお届けする。リアルタイムで視聴していた方やそうでない方も、ぜひご覧いただけると幸いだ。

▲NRGのロースター&戦績

▲NORTHのロースター&戦績

1stマップ:テーマパーク

数多の強豪を跳ね除け、最終決戦の舞台に上がったNRGとNORTH。両チームの戦術は、1stマップ「テーマパーク」の時点で既にいくつかの違いを見せていた。その最たる例が”撃ち合い”だ。複数人で相手に詰め寄る連携プレイを得意とするNORTHに対し、NRGは個々人のエイム力を武器に1vs1の撃ち合いに持ち込む。こうした手法こそ違えど、”戦力を削って自陣に有利をもたらす”という目的のもと、両チームの選手が効果的に立ち回っていたのは間違いないだろう。

ただしテーマパークで相手を上回ったのはNRG。NORTHのピックマップを7-5で勝ち取り、王座への第一歩をしっかりと踏み出した。

まさにエース級の活躍!Shift選手が5連続キル(第6ラウンド)

▲撃ち合いの強さをいかんなく発揮したShift選手

solty選手とCoPaHiPo選手が序盤に倒れ、両チームともに1人ずつ失ったまま残り時間が1分を切る。リテイクを成功させたShift選手がAroer1na選手を倒すと、続けざまにfebar選手もキル。この時点で早くもトリプルキルを披露していたが、そのまま2F待合室に居座り、周囲を警戒していたKohk1選手もダウンに追い込む。最後はカバーにやって来たSpeakEqsy選手を問題なく削り、単身でNORTH陣営を壊滅に追い込んだ。

2ndマップ:オレゴン

ピックマップを取られてしまったNORTHだが、2ndマップ「オレゴン」では打って変わり、開幕から鬼気迫る勢いでラウンドを奪取。第5ラウンドにいたるまでNRGに得点を明け渡すことなく、大差をつけたまま7-2でオレゴンを制した。

”ガジェットを駆使して斜線を確保する”、”自陣の進行に必要な部屋まで確実に詰め寄り、拠点突入の足がかりとする”などなど、立案した作戦に基づいて布陣し、最序盤から中盤にかけて大差をつけたのがNORTHの勝因ではないだろうか。2ndマップ終了時において、奇しくもお互いのピックマップを取り合う展開となった。

ボム部屋へは行かせない!キルに繋げたfebar選手(第4ラウンド)

▲2F武器庫の通路から1Fへ斜線を通したfebar選手

地下に攻め込みたいNRGだったが、ロビーの落とし戸が割れていないことを確認後、階段を駆け下りてボム部屋へダイレクトに進行を開始。しかし残り2分38秒、ボム部屋へ押しかけてきたNRGをNORTH陣営が迎え撃った。その先陣を切ったのがfebar選手。Window選手を排除すると、続けて2階の通路から1階を見下ろし、地下階段で様子を伺っていたVaNiSh選手もキル。1人の選手がNRG陣営を崩し、一気に戦力差を作り出した。

3rdマップ:ヴィラ

3rdマップ「ヴィラ」の戦いを一言でまとめるなら、”NORTHの猛攻”がピッタリではないだろうか。というのも、3ポイントのビハインドを背負った状況のもと、第4ラウンドから反撃の一手を決めただけでなく、その後ラウンド数を重ねに重ね、ついにカウンターを受けることなくヴィラを手中に収めたからだ。もちろんNRGもただ黙って後塵を拝していたわけではない。しかし、定石とされる戦術を打ち破り、理詰めで押しきれない場面をアグレッシブな立ち回りで勝機に繋げたNORTHが1枚上手だったと言わざるを得ない。

試合を解説していたキャスター陣はリプレイを振り返りつつ、NORTHのプレースタイルを丁寧に分析。「2F書斎を守っていたAroer1na選手がNRGの侵入を許さず、自チームのラウンド獲得に大きく貢献したのではないか」と判断。加えて、「ツーマンセルで制圧するのがセオリーとされる書斎を単身で抑えることにより、他の突入ルートにリソースを多く割くことができていた」と意見を述べた。

当たると即死!ショットガンで拠点を守ったSpeakEqsy選手(第7ラウンド)

▲スニークインを見逃さず、ショットガンの得意なレンジで対処したSpeakEqsy選手

残り1分31秒、febar選手がiZRO選手を倒したことで戦況が動き出す。カバー射撃の応酬を経て両チームともに人数が減るも、生き残ったVaNiSh選手とShift選手が諦めず2F飛行展示室へ進行。相手に気配を悟られないようスニークインで斜線を敷くShift選手だったが、残り体力の少なさが響いたのか、待ち構えていたSpeakEqsy選手のショットガンに倒れる。別方向から拠点に射線を敷いていたVaNiSh選手も同じくショットシェルに貫かれ、NORTH陣営が防衛を全うした。

4thマップ:カフェ・ドストエフスキー

ヴィラにて驚異のラウンド連取数を叩き出したNORTH。その猛攻は4thマップ「カフェ・ドストエフスキー」においても健在だった。攻撃スタートのNRGが防衛拠点へ押しかけるも、これをさばいて第1ラウンドを防衛。結果として第3ラウンドまで守り抜き、2ndマップから合計すると、計10ラウンド続けて勝ち収めたことになる。

またカフェにおいて目立ったのは相手の虚を突くリテイク行為。制圧した拠点を取り返されたり、かと思えば取り返した拠点へすかさずカバーが入ったりと、有利or不利が目まぐるしく入れ替わった。

決着の場として仕上がった第12ラウンドは、CoPaHiPo選手とsolty選手の緊張感溢れる1vs1にもつれ込む。ディフューザー設置後の約30秒間は、マウスを握る選手にとっても、モニター越しに試合を見守る視聴者にとっても忘れられない光景となったのではないだろうか(後述のハイライトを参照)。

長時間の激戦の末に「R6S PCジャパンナショナルズ」のチャンピオンに君臨したNORTH。彼らには大会運営より優勝賞金250万円(準優勝のNRGは150万円)、そして9月19日より開催予定の 「レインボーシックス JAPAN CHAMPIONSHIP2020」シード権が贈呈された。

手に汗握る30秒!CoPaHiPo選手とsolty選手のにらみ合い(第12ラウンド)

▲突入ルートの確保から設置後の駆け引きまで、MONTAGNEの防御力を活用したCoPaHiPo選手

最終ラウンドは総じてCoPaHiPo選手のMONTAGNEが存在感を放った。中でも注目してもらいたいのは、残り時間6秒からの白熱した1シーン。何とかタイムアップ間近でプラントを通したCoPaHiPo選手に対して、何としてもディフューザーを解除したいsolty選手は、シールドの隙間を縫うようにCoPaHiPo選手を銃撃。ところがシールドの防御面が広く、なかなかダメージを与えることができない。この劣勢を覆すべく、今度はバリケード設置アクションを繰り出しつつ、足の遅いMONTAGEを2F読書室から締め出そうと画策する。

だがCoPaHiPo選手も同時に好機を見出そうと様子を伺っていた。再びバリケードを閉めようと身を乗り出したsolty選手を逃さず、ついにハンドガンを構えて発砲。この弾丸が決定打となり、約4時間に及んだ頂上決戦においてNORTHの勝利が確定した。

最終結果

  • 1stマップ(テーマパーク):NRG 7-5 NORTH
  • 2ndマップ(オレゴン):NRG 2-7 NORTH
  • 3rdマップ(ヴィラ):NRG 3-7 NORTH
  • 4thマップ(カフェ):NRG 5-7 NORTH
  • 勝者:NORTHEPTION

▲大会運営より、チャンピオンに輝いたNORTHEPTIONへ賞金と「レインボーシックス JAPAN CHAMPIONSHIP2020」シード権が進呈された

レインボーシックス シージ
https://www.ubisoft.co.jp/r6s/
『レインボーシックス シージ』ジャパンリーグ
https://rainbow6.jp/
『レインボーシックス シージ』プロリーグ
https://rainbow6.jp/pro/
レインボーシックス シージ ダウンロードサイト(UBI STORE)
https://store.ubi.com/jp/rainbow-six-all-games

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