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『Gears Tactics』 人気TPS『ギアーズ』の面白さをそのままに、キャラ育成要素もあるターン制戦略ゲームに!【オススメPCゲームレビュー】

地底人との飽くなき戦いを描くTPS『Gears of War』シリーズで初の派生作品『Gears Tactics』が、4月28日よりSteamおよびMicrosoft Store(Xbox Game Pass対応)にて配信された。本作はTPSではなく、シリーズ初のターン制ストラテジーというまさかのジャンルだ。

『Gears of War』シリーズといえば、遮蔽物を活かして敵の攻撃をくぐり抜けつつ戦うTPSで、連携の楽しさが緻密に設計された協力プレイ、そしてハードな世界観で一世を風靡した人気タイトル。中でも「カバーリングシステム」は、ゲームプレイでのリアリティや、独特な重厚かつ爽快な操作感を生み出し、それまでは素早い移動で敵の攻撃を避けながら戦うことが多かったシューターアクションというジャンルでは革新的なシステムであった。

この『Gears Tactics』は、その『Gears』シリーズの面白さのエッセンスをうまくターン制ストラテジーに落とし込んだ作品となっている。本稿ではその面白さを詳しく紹介していこう。


ストラテジーでも『Gears』らしさ全開!
戦術性と爽快感を両立したシステム

本作『Gears Tactics』の戦闘システムは、4人で編成された小隊をマス目のないマップで操作していくもの。ターン制で各兵士ごとに3回のアクションを自陣と敵陣で交互に行う、ターン制ストラテジーというジャンルの中ではそれなりに多く散見されるタイプだろう。しかし、前述したような「カバーリング」や「連携」などのシューターの『Gears』シリーズのキモと言える要素は、ジャンルの異なる本作でも健在だ。



ターン中に行えるアクションは大きく分けて4つ。「移動」と「攻撃」は言わずもがなだが、中でも特徴的なのが「オーバーウォッチ」、そして多彩な「スキル」だ。

「オーバーウォッチ」を実行すると、キャラクターの行動を終了し前方に銃を構え、敵の行動に反応して攻撃する。このアクションのおかげで、ターン制ストラテジーにもかかわらず、迫りくるモンスターを掃射して迎撃するシューターのような爽快感を得られる。

▲攻撃するとシームレスにTPSのような視点へ。ストラテジーながら敵に銃弾を浴びせる爽快感が得られる

「オーバーウォッチ」は敵も使ってくる。これのおかげで斜線を意識し、遮蔽物をうまく使って戦うことになり、『Gears』のカバーリングシステムのような面白さを生み出しているのだ。

▲移動して遮蔽物にカバーリング。そして味方同士で連携するように射線を通す。これはまさに『Gears』だ!

▲迫りくる敵を十字砲火! まさにこれはシューターの爽快感だ

次は「スキル」。『Gears Tactics』ではキャラクターに兵科が割り振られており、兵科固有のスキルを扱える。味方を回復させたり、近接攻撃で敵に処刑したり……といったものだ。

▲『Gears』シリーズといえばコレ! チェーンソーのついたライフル「ランサー」で一撃必殺!

本作ではスキルツリーや装備のカスタマイズによるキャラクタービルド要素が存在し、自分の考えた戦術をスキルを通じて行える。次の項で詳しく掘り下げていこう。

RPGのような育成&キャラクタービルド要素と
そこから生まれる自分だけの戦術

『Gears Tactics』では、メインキャラやミッションを通じて仲間になった兵士を育成し、自由にカスタマイズを行える。ミッションに合わせて自分の育成した兵士を選択し、そのビルドをもとに戦術を組み立てていくRPG的要素も本作の面白さの一つだ。

選択できるスキルは、戦闘中に使用でき使用後にクールタイムに入る「アクティブスキル」と、戦闘中は常に発動する「パッシブスキル」の2つに分類される。スキルはどれも大きな効果を持つものが多く、例えばアクティブなら「次のターンまで敵に捕捉されなくなる」、パッシブなら「敵にダメージを与えた一定割合を回復」などといった具合で、とる戦術の指針となるものだ。

スキル以外にも装備のカスタマイズも行うことができる。装備はミッションクリア後にランダムで手に入る以外に、ミッション中に落ちているボックスからも入手可能だ。育成したキャラのスキルと装備の組み合わせがシナジーを生み、自分の思った通りに戦場を動かしていく……という楽しさに気付けば、ハマること間違いなし。

▲スキルツリー。主要キャラのシドを敵にどんどん切り込んでいくビルドに

▲武器のカスタマイズ画面。ついつい時間をかけていじってしまう

ドラマティックさも本家『Gears』譲り!
没入感のある演出やストーリー

地球に似た惑星セラでの地底人「ローカスト」と人類の戦争を描く『Gears』シリーズ。冒頭で述べたとおり、本作『Gears tactics』は初代『Gears of War』の12年前が舞台となっており、最新作『Gears 5』の主人公ケイトの父であるゲイブが、凶悪なモンスターを生み出すローカストの科学者オーコンに立ち向かうストーリーとなっている。

『Gears』シリーズの特徴として、ゲームとムービーのシームレスな導入や、没入感あふれる演出が挙げられるが、それはターン制ストラテジーの本作でも健在だ。この演出と前述のゲームシステムのおかげで、自分がストラテジーではなくアクションゲームをプレイしているかのような感覚が得られ、ストーリーもゲームプレイと乖離せずに楽しむことができる。

▲『Gears』シリーズの象徴的な超兵器「ドーンハンマー」をバックに前線から離脱!

ターン制ストラテジーの奥深さをそのままに、『Gears』シリーズの名に恥じないシューターのような爽快感や、RPGのようなキャラクタービルド要素が楽しめる本作。ストラテジーと聞くと小難しそうと敬遠していた人にこそおすすめできる作品となっているので、ぜひプレイしてみてほしい。

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『Gears Tactics』
https://www.xbox.com/ja-JP/games/gears-tactics
『Gears Tactics』Microsoft Storeページ
https://www.microsoft.com/ja-jp/p/gears-tactics---windows-10/9PNJ8VXWQ8HN?activetab=pivot:overviewtab
『Gears Tactics』Steamページ
https://store.steampowered.com/app/1184050/Gears_Tactics/

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