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いまさら聞けない「Dota2」6つの魅力【マラさんの「Dotaマラ道」 第2回】

どうもみなさん。『Dota2』の魅力を発信する「Dotaマラ道」第2回です。

前回は散々自分語りさせていただきまして、これから話していく『Dota2』というゲームとの出会いや、田舎者が『Dota2』にはまった理由、なぜゲーム大会を主催しているかなどが伝わってくれたと信じております。

今回は、日本のゲーマーならだれもが知っているであろう超大人気MOBA『Dota2』について、もっともっと掘っていきたいなと。みんな知ってると思うんじゃけどね。わざわざ俺が語らなくても。

題して、
「いまさら聞けない、『Dota2』の魅力とは」

ほんと恥ずかしいよね。いまさら聞けんよ。

「『Dota2』ってなんですか?」
「あ、あの『League of Legends』みたいなやつ?」

とかね。おいおいおいと。『Dota2』は『Dota2』、あのValve様が開発した「Defense of the Ancients」じゃろうがと。

(なんか悲しくなってきた……)

みんな知らんのんよ。ちょっと知ってても「『LoL』みたいなゲームですよね」。いままでは笑顔で「そうなんですよ(にっこり)」してたけどな、今日の俺は違うど。覚悟せえよ。

いまさら聞けない『Dota2』の魅力

1.キャラクターの豊富さ

何が面白いのか、どこが魅力なのかって言われると、このコラム第100稿くらいまでいかんとなかなか難しいんじゃけど、まずいまあるどんなジャンルの対人ゲームよりも、どんな対人タイトルよりも、ずば抜けて出来ることが多い。

世の中のいろんなゲーム思い浮かべてください。
まず「HERO」(いわゆるプレイアブルキャラクター)。

『Dota2』に劣らぬ大人気タイトルのスマブラ最新作『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』が約80体。多いねえ。普通ならそんな数のキャラクター使いきれないよ。

『Dota2』はどんくらいでしょう。

はい、驚異の119体(12月20日時点)。『スマブラ』さんの1.5倍もいるんですねえ。
(※ほんでこの記事書きながら調べてみましたが、『LoL』は約150体いました……。くっ……)


まあ、MOBAジャンルに総じて言えることは、全員見た目や使えるスキルが全然違うプレイアブルキャラクターがとんでもない数いるってことですね。そして当たり前にこのHEROごとに得意なことや苦手なことがあって、得意なHERO、苦手なHEROがいると。

どうですか、ワクワクしてきたじゃろう? 普通にゲーム好きなゲーマーならこれだけで「おっ?」とセンサーが反応しますよ。おもろゲーセンサーが。

2.アイテムの豊富さ

次にアイテム。キャラクターがいればアイテムがありますよね。アイテムを使うゲーム、何があるかな。

いろいろ考えたんだけど、そもそも対人ゲームでアイテムで強さや性能がめちゃくちゃ変わるゲームって少ない気がしてきた。FPSゲームのメイン武器、サブ武器とかと比べてもええけど、かわいそうなことになっちゃうよこれ(笑)。『スマブラ』のアイテムも実質あってないようなもんだよね?

じゃあ一応、仮でちょっと見て行こう。ほかの人気タイトルとの「差」ってやつをね。

『スマブラ』:約90個
Call of Duty: Modern Warfare 約40武器
『LoL』:約180個
『Dota2』:約210個


はい。いただきました。

比べるのもおかしいゲームジャンル同士だってのはもちろんわかってますし、『スマブラ』も『CoD』も『LoL』も好きなタイトルなんで、許してください。

でもこのキャラクターとアイテムの豊富さを考えるだけでワクワクしてきませんか? アイテム一つの「重さ」は大体スキルが一つ増えるレベルだと思ってください。1人のキャラクターが基本4つのスキルを持ってるんですが、それがアイテム1つにつきその時間帯に応じたスキルが一つ増えます。

アイテムスロットは6つです。だから育ちまくれば6つ分のスキルが増えるってイメージです。

やっべえ、自分で書いててワクワクしてきた。Dotaやりてえ。いますぐこの原稿をそっ閉じして、『Dota2』で暴れてえ。

3.毎回全く違うゲーム展開

アイテムとHEROの多さは説明しましたが、そもそものゲーム性も少しご紹介。いまさらですけどね。

かなり簡単になりますけど、俺がよく説明に使うのは、

アクションRPG+陣取りゲーム」

出典:OG vs Liquid Game 1 | Grand Final The International 2019 | Dota 2 TI9 LIVE | The Championship(https://www.youtube.com/watch?v=sQh8nnB-0BU

まず、プレイヤー人数は5vs5。毎試合、毎回毎度、全員がレベル1から始まるアクションRPGで、マップ上でモンスター(『Dota2』では「クリープ」と言います)を倒してレベルを上げて、金を稼いで、相手陣営のプレイヤー(HERO)を倒して敵の陣地を占領していくゲームです。

そして最終的に敵陣営の一番奥深くにある「エンシェント」と呼ばれる建物をぶっ壊した方が勝利するってゲームですね。Dotaの正式名称である「Defense of the Ancients」、エンシェントを守れってのはこういうことです。

大体1ゲームが40分ほどかかります。
おもろセンサービンビンのゲーマーのみんななら分かると思うけど、この40分の5vs5、毎回HEROの組み合わせやアイテムが変わって、ゲーム展開も全く変わります。

陣営を押し込まれて残るはエンシェントだけ、ってなっても、アイテムやHEROの構成次第では大逆転なんかも生まれるわけです。
毎回ストーリーの変わる『ドラクエ』であり、『FF』であり、『テイルズ』なわけですよ。ええ。

それを俺はもう8000試合ほどプレイしてるんですよ。毎回違う仲間たちと織りなす、広大なストーリー。

40分ってのもいいんよな。10分や20分じゃあストーリーなんてないわけですよ。

負け始めて険悪になった仲間のムードが、力を合わせてボス(敵HERO)を倒して、伝説の武器を手にして、光をまとっていくようなあのストーリーは40分だから生まれるわけですよ。

だいぶ伝わってきたじゃろ?
おもろセンサービンビンに反応しとるじゃろ?

  • とんでもないキャラクター数
  • とんでもないアイテム数
  • 5 vs 5
  • 毎回全員がレベル1から
  • 40分の「重く」感じるようなプレイ時間が作るストーリー

やりてえ。
『Dota2』やりてえ。
まだ見ぬ仲間たちに会いてえよ、俺。

にしても、ほんと伝えたいこと多すぎてやばい。もう2500文字? 前回の第1稿も長すぎたからな。担当の方もちょっと引いてたもんな。

4.必要なパソコンスペックの低さ

これも魅力といいますか、気になったら気軽に始められるポイントの一つかなと思いますが、まず「Steam」で無料でダウンロードできます。しかも課金要素は基本的にHEROの服装だけです。一切強さに関係ありません。強さはお金じゃ買えないんです。


そして、高価なパソコンスペックが必要とされるパソコンゲームが多い昨今において、圧倒的に必要なパソコンスペックが低いんです。

最低システム要件
OS: Windows 7 or newer
プロセッサー: Dual core from Intel or AMD at 2.8 GHz
メモリー: 4 GB RAM
グラフィック: nVidia GeForce 8600/9600GT, ATI/AMD Radeon HD2600/3600
DirectX: Version 9.0c
ネットワーク: ブロードバンドインターネット接続
ストレージ: 15 GB 利用可能
サウンドカード: DirectX Compatible
※公式ストアページより

なんじゃこれ!!
君たちが大学で使ってるノートパソコンでも動いちゃうよこれ!!
あなたが会社で使ってる事務パソコンでも動いちゃうよこれ!!

まあ、スペックが高い方がかっこいいキャラデザインやスキルモーションとかも堪能できるので、高いに越したことはないんですけどね。

俺の友達の『Dota2』最高ランクのフレンドは、「石板」と馬鹿にされるような古いノートパソコンで、ベッドに転んだままのプレイで最高ランクに到達していたので、スペックが低くても、どんな体勢でも最高ランクに到達できるってのは実証済みです。

5.ハンドスキルよりも知識

これも年齢関係なく、知識で勝つことに喜びを感じる人には刺さると思うんですけど、『Dota2』は知識のゲームです。

ハンドスキルももちろん必要ですが、それよりも重要なのは知識です。とんでもないキャラクター数、アイテム数、毎回違う組み合わせ、ゲーム展開の中でどんな動きが相手に有効なのか、どんなアイテムを買えば相手を倒せるのか、敵が育ったいま何をすべきなのか、敵より育ってる今どうやってエンシェントを破壊しにいくのか。これはハンドスキルじゃなくて培った知識が武器なんです。


どうですか? なんか日本人の性質にあってる気がしてきませんか? 好きでしょうみんな。絶対好きだと思う、こういうの。

逆に言うと、知識がないといわゆる「分からん殺し」、「初見殺し」ってのが多発します。同じランク帯でも、一度「この相手にはこうやって勝つ」を覚えたら有利になれるんです。ここらへん、FPSや格闘ゲームとは少し違うとこかなと思ってます。知識が占める割合が本当に大きい。

……ほんとにどんどん浮かんでくる。『Dota2』の魅力。文章化しない限り、ここまで考えたことなかったけど、ほんまに日本人向けのゲームだと思うじゃけどなあ。

絶対好きやんみんな、諸葛亮孔明みたいなの。戦国時代とか三国志とか好きでしょ。知略と暴力のぶつかり合い大好きでしょ。そんなゲームだよ『Dota2』って。

6.大会(賞金)システム

そろそろ締めんとやばそうですが、いよいよ登場しました。日本のメディアなどで『Dota2』が紹介されるときに1番に出てくる「賞金30億円」のあのフレーズ。

これあんまり深く掘られたことないかなと思うんですけど、これは年に1度行われるValve公式大会「The International(TI)」の賞金総額のことなんですよね。


これの賞金システムが面白くて、TIはだいたい毎年春から夏にかけて行われるんですが(厳密にいうと1年かけてずっとTI出場権をかけたポイント制大会が全国各地で開催されています)、この春から夏の間に毎年、限定のスキンやマップエフェクトなど、この時期に買わないと一生手に入らない(強さには関係ない)様々なアイテムが販売されます。これをユーザーが買うんですが、その課金額が賞金総額にプールされていくシステムなんです。

だから「賞金30億円」の30億円は俺たちDotaファン、Dotaバカがこんな面白いゲームをありがとうの感謝の気持ちを込めて、好きなプロチームを応援する気持ちを込めて積み上げた、涙なしでは語れない、『Dota2』への愛の結晶なんです。


どうですか。俺たち『Dota2』プレイヤーはみんなでシーンを作ってます

日本だと問題視されてたりする課金。スマホゲームで課金して、結局そのゲームをやめてしまって後悔している人を見たことがあるかもしれません。

しかし俺は、『Dota2』で何十万も課金した同志を何人も見てきましたが、誰一人後悔の気持ちを吐いているのを聞いたことがありません。

感謝なんです。愛なんです。
ありがとうValve、ありがとう『Dota2』。

「TI」2連覇の偉業を成し遂げた、OGが掲げたあのイージスも、俺たちの愛の結晶だと思うと、それだけでいいんです。



※ ※ ※

これほど我々を魅了する『Dota2』。

「Dotaマラ道」第2回ということで、また長々とアピールしましたが、みんなのおもろゲーセンサーを刺激することができましたでしょうか?

これからもさらに『Dota2』の魅力や日本の『Dota2』シーンについて触れて行ければと思っています。

©︎2017 Valve Corporation, all rights reserved. Dota and the Dota logo are trademarks and/or registered trademarks of Valve Corporation.


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【連載】『Dota2』伝道師 マラさんの「Dotaマラ道」

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