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【PDXCON 2019】現代のシアトルで繰り広げられる吸血鬼の物語とは!? 『Vampire: The Masquerade - Bloodlines 2』開発者インタビュー

Paradox Interactiveから2020年に発売予定のアクションRPG『Vampire: The Masquerade - Bloodlines 2』(以下『Bloodlines 2』)は、現代のシアトルで吸血鬼同士が繰り広げる抗争劇を描いている。元となる作品はテーブルトークRPG『World of Darkness』で、2004年にPCゲーム1作目となる『Vampire: The Masquerade - Bloodlines』が発売された。日本語版はリリースされなかったものの重厚なストーリーに熱心なファンは多く、15年振りに満を持しての続編登場となったわけだ。



そんな注目の本作だが、2019年10月18日~20日にドイツで開催されたファン向けイベント「PDXCON 2019」に『Bloodlines 2』が出展されるということで、Paradox InteractiveとDMM GAMESの協力のもとイベント取材を敢行、さらに日本メディア向け合同インタビューが実施されたので、その模様をお届けする。

話を伺ったのは、開発スタジオHardsuit Labsでシナリオを担当するBrian Mitsoda氏とCara Ellison氏の両名だ。

なお、本作の日本向けPlayStation 4版は、DMM GAMESより2020年発売予定となっている。

▲Hardsuit LabsのBrian Mitsoda氏(右)とCara Ellison氏(左)

――現在の開発状況はいかがでしょうか?

Cara:メインストーリーは完成しています。サイドストーリーやNPCとの会話など細かいところを調整している段階です。前作は不具合が多かったので、『Bloodlines 2』ではとくにそこを注意して開発を進めています。

――本作でとくに注目してほしいところはどこですか?

Brian:シアトルという街じだいですね。実際のランドマークも再現していますし、シアトルを訪れたことがある人なら実際の場所の再現度を理解してもらえると思います。

Cara:私が担当した部分だと、ノストラトゥというクラン(血族)です。シアトルのアンダーグラウンド(地下街)を拠点にしているため、歴史的な背景含めて見どころが多いクランになっています。


――本作のメインストーリーの制作期間はどのくらいでしょう? またその中で苦労した部分はありますでしょうか?

Brian:すごく時間かかりまして……数年を要しました。苦労したのは、数多くの選択肢とそのバリエーション、それに基づくシナリオ分岐の整合性ですね。

Cara:前作はファクションが2つでしたが、『Bloodlines 2』では多数のファクションがあり、それらについてひとつずつシナリオがあるので時間がかかりました。とくにマルカヴィアンというクランは他とまったく別のストーリーとなっているので、とくに時間がかかりました。

Brian:ゲームの中には多くの種類のヴァンパイアが登場しますが、物語として面白くするためには魅力的なキャラクターを登場させて、彼らに魅力的な会話をさせる必要があります。彼らは100年以上生きている中で、シアトルという街で世界をどう見ているのか、それを実際に物語として作り上げていくのは大変でした。

――『Bloodlines 2』を発表して、ファンからの反響はいかがでしたか?

Brian:コミュニティーからの反応はいろいろ届いています。続編は15年も持たせており、ファンの期待も大きくなっているので、正直怖い部分もありますね。でも例えばCaraはもともとは前作のいちファンでしたし、他にもファンが開発側にも大勢いるので、ファンの期待に応えられるものになっていると思います。


――シアトルを舞台にしたのはなぜでしょう?

Brian:シアトルの歴史や雰囲気が、『World of Darkness』という本作のベースになっている世界観にピッタリだと思ったからです。シアトルを舞台に吸血鬼の物語を描けば、とても面白いシナリオが書けるのではないかと直感しました。

Cara:シアトルには古い伝統がいろいろあるのと同時に、新しい物も多くあります。こうしたいろんなものが混ざっている雰囲気と、ゲームにおけるファクション(派閥)の抗争がマッチているのではないかと思いました。

――本作において、吸血鬼の存在というのはどのように描かれているのでしょうか?

Brian:表立った存在ではなく、基本的には姿を隠して存在していますが、彼らは人間の血を吸う捕食者でもあります。シアトルで権力を持ちつつ、吸血鬼として姿を隠しているという面白い存在になっていますね。

――もし吸血鬼になれたとしたら、本作にある能力でどんなのがほしいですか?

Cara:コウモリになって空を飛びたいですね。コウモリを召喚するのも便利そう。

Brian:私はブラッドマジックですね。すごく派手でキレイな能力ですが、その代わりちょっと血のニオイが……(苦笑)。


――日本のファンに向けてメッセージをお願いします。

Cara:日本に友達がいるので、発売されたら真っ先にその友達に感想を聞きたいですね。個人的には東京に行ってみたいので、東京ゲームショウもどんな盛り上がりなのか見てみたいです。

Brian:すごく楽しみにしています。日本で発売されて、日本のファンが楽しんでくれることを期待しています。

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■関連リンク
Vampire: The Masquerade - Bloodlines 2
https://www.bloodlines2.com/
Paradox Interactive
https://www.paradoxplaza.com/

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