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学生『LoL』プレイヤー理想のノートPCとは? 【LeagueU × ガレリア座談会レポート】

リーグ・オブ・レジェンド』(LoL)の学生向けコンテンツ「LeagueU」。今年はゴールデンウィーク前後に新歓LoLイベントを、関東だけでなく関西でも実施するなど、例年にも増して積極的な活動を行っており、ライアットゲームズとしても手厚いサポートを展開している。

そんな「LeagueU」に参加している大学LoLサークルのメンバーを招聘した座談会が、5月に開催された。主催したのはガレリアブランドのオリジナルPCでおなじみの株式会社サードウェーブ。学生プレイヤーがゲームをプレイすると同時に大学でも使用できるノートPCとして、どんなPCを望むのか、忌憚のない意見を述べてもらう場として開催されたかたちだ。

当日は、現役の大学生5名と学生LoLサークルに所属している高校生1名の計6名に加えて、サードウェーブのマーケティングやモバイル本部ノート開発に携わるメンバーが同席。そしてモデレーターとしてeスポーツキャスターの平岩康佑氏が参加した。

座談会に集まった「LeagueU」に所属する大学LoLサークルの面々。芝浦工業大学から廣川伊織さん、渡邊聡洋さん、東京大学から佐藤公哉さん、創価大学から小河昌美さん、テイ コン エキさん、豊島学院高校から林楓士さんが参加した(順不同)

参加学生の大半が『マイクラ』世代

まずは「今使用しているPCは?」という質問から、座談会がスタートした。「LeagueU」に所属し、普段からPCゲームに勤しんでいる学生が多いだけに、所有するPCもある意味独特だ。

まず、多くがモバイルPCとは別にデスクトップPCを所有しており、メーカー製PCや「ドスパラ」で購入したという学生も数人いた。自作PCやBTO PCではないものの、スペックの融通が利くモデルを選んだということのようだ。PC内部のパーツも随時交換しており、必要に応じてアップデートしているというのも特徴的だ。また、ライアットゲームズから提供された「ALIENWARE」を使っている大学などもあった。

どの学生も、基本は『LoL』をプレイできる程度のスペックがあれば満足しているとのことで、それほど高いスペックは求めていない。ただし中には『PUBG』などをプレイする学生もおり、中学生の頃に自作PCを組んだというツワモノも。もちろん独立したGPUを搭載しており、このあたりもPCでゲームをする環境は最低限整えている感じだ。


次は「現在のPCを購入するに至った決め手」について。

今回集まったメンバーは、ちょうど世代的に小学生の頃に『マインクラフト』が大流行し、スマホ版を始めほとんどの同級生がプレイしていたことが座談会の場で判明。スマホ版の『マインクラフト』に限界を感じ、PC版ならもっといろいろなことができると聞き、PC版を始めたという学生も多いのだそうだ。参加した学生の半数以上のPC購入が『マインクラフト』きっかけというのも面白い。

他にも、MMORPGの『ファンタシースター オンライン2』や、RPGの『ファイナルファンタジーXV』などをプレイするためにPCを購入した学生もおり、彼らはやはりグラフィック能力の高いPCがマストだったという。

また、大学側がMac推奨で、大学生協でMacが売っているのでそれを購入したという学生もいた。こうした事情も学生ならではだ。

続いての質問は「PCをゲーム以外に使用しているかどうか」。

デスクトップPCを使用している学生の多くは、基本的にはゲームだけをプレイしているとのこと。ただ、プログラミングやレポート、動画や音楽の再生、パワーポイントを使っての資料の作成、動画編集などに使用している学生もいた。

一方、ノートPCを使用している学生は、学校で必要な場合に持ち運んでいるが、自宅以外でゲームをプレイするために持ち運ぶことはほとんどないという。あっても、LANパーティーなどに参加して持っていくくらいだ(まあ、LANパーティであれば、人によってはデスクトップマシンも持ち込んでいるため、特殊な機会と考えればカウントしなくてもいいかもしれない)。


ゲーミングPCと大学で使うノートPCは別

そしていよいよ本題の「今欲しいノートPCに必要なスペックは?」という質問へ。

PCゲームとひと言で言っても、そこそこのスペックがあれば十分動作する『LoL』をプレイするのか、かなりグラフィック能力を必要とする『PUBG』などをプレイするのかで、求めるスペックは大きく変わってくるとの意見が出た。そのため、ハイスペックなゲーミングノートPCではなく、それぞれのゲームに合わせたスペックのノートPCがあってもいいのではないかとの意見も。バリエーションが増えることで、学生からすれば金額的にも無駄のない買い物ができるということだ。

ただ、PCメーカーとしては、製品として豊富なラインナップを用意するのは大変なことであることも確か。ひとつひとつのモデルの出荷数は減るうえ、在庫の問題も出てくる。この辺りはユーザーとメーカーの思惑の差が出るところだろう。

続いては「ノートPCのサイズ、重さについて」。

ゲーミングPCとして考えれば、ノートPCでもある程度の画面サイズがあり、多少重くてもそもそも持ち運ぶことはまれなので、サイズ感はあまり気にしない場合が多いと思われる。しかし、大学で授業やプログラミングなど他の用途でも使用し、普段から持ち運ぶとなれば、サイズや重さは切実な問題となる。

ここで興味深かったのが、ゲームをプレイするときはノートPC内蔵のキーボードではなく、自前の(ゲーミング)キーボードを使うので、「キーボードがなくてもいい」という意見だ。あったとしても3in1のタブレットPCのように、キーボードを裏返しにでき、画面を手前に配置できるようにしてほしいといった要望もあった。

今回、サードウェーブが参考として用意した開発中の14インチノートPCは、アイソレーションキーボードを使用しており、ゲーミングでよく使われるメカニカルキーボードを採用していない。つまり、ゲームをするのであれば別枠でゲーミングキーボードを使用するのは必須というわけだ。逆に、キーボードがメカニカルであればそのままゲームにもその内蔵キーボードを使うかどうか聞いてみたが、これも「カスタマイズできれば考えてみたい」との意見が多かった。ただし、その場合はモバイル性が確実に損なわれるという問題も出てくる。

また、学校の授業などで持ち運ぶことはあっても、ゲームをする場合はどのみちゲーミングキーボードやゲーミングマウスを持ち運ぶことになるので、それは考えていないとのこと。今回開発中のノートPCは軽くて薄く、スペックも必要十分で、13万円程度という予定価格も学生たちは思った以上に安く感じたようで、絶賛されていた。

開発中のノートPCを持ち、軽さと薄さを実感。学生一同はその軽さに驚いていた

デザイン面は外に持ち運ぶ以上、できるだけシンプルなデザインがいいという意見が大半を占めた。しかし、自宅で使っているゲーミングPCはイルミネーションを光らせている人も多く、それ自体を好んでいる人もいるなどさまざまだ。

中には、自分が求める「ゲームもできるノートPC」というテーマについて、あらかじめイラストを用意した学生も。その学生が求めるのは、脱着式のマルチディスプレイ対応のノートPC。ノートPCの左右に脱着式のタブレットを用意し、マルチディスプレイとして使えるものだ。これには平岩アナウンサーも大絶賛。

小河さんが提案した脱着式のマルチディスプレイ対応ノートPCのデザインスケッチ

最後に、実際に開発中のノートPCを使って『LoL』をプレイ。回線状況が悪く、ゲームとしてはまともに動かなかったが、グラフィック面やゲームとしての動き自体には満足した様子だった。

このとき、『LoL』をはじめとするキーボードで操作するゲームをプレイする時の苦言も飛び出した。

ひとつはパームレストだ。パームレストがない方が使いやすいが、あっても特に問題はない。それよりも「タッチパッドが左手の手のひらにあたる」のが気になるという。もちろんタッチパッドをオフにし、誤操作が起きないようにはしていても、その段差が気になるというのだ。
タッチパッドを排除するか、もしくは左手があたらない中央〜右端に設置してほしいとのこと。これには、サードウェーブの開発陣も目からウロコ状態で、今回の座談会を開いた最大の成果とも言える発言だったという。

開発中のPCで『LoL』をプレイしてみる学生諸氏。グラフィックと快適動作にはご満悦の様子

学生のライフスタイルに合わせた設計を

今回の座談会はあくまで一部の学生の声とはいえ、『LoL』というゲームを日頃から遊んでいる学生がどんなPCを使い、どんなPCを望むのかがわかったという意味で、サードウェーブのメンバーも「今回の座談会には満足しており、生の意見を聞けた」「機能性や性能を求めるだけでなく、ライフスタイルに合わせた設計ができていないと学生の希望には叶わない」とも述べていた。

もちろん、座談会のメンバーが「LeagueU」の面々だったからこそ、こういった意見が出されたという側面もある。もっとスペックを要求される『PUBG』などをプレイする学生であれば、また違った意見も出ていただろう。

また、ゲーミングノートPCに求めるもの、というイメージでスタートした座談会だったが、学生たちの声を聞くうちに、「ゲームも快適にプレイできるが、日常的に持ち運びが苦にならないノートPC」に集約されていたように感じられた。本気で遊ぶゲーミングPCと、日常使いのノートPCは使い分けている様子だった。

ちなみに、ALIENWAREは完全にゲーミングに特化したPCだが、そのなかでも薄型化、軽量化が進められている。ただし、今回の学生たちの要望に応えるようなPCは、ALIENWAREではなく、デルのXPSシリーズなど、より小型で薄型なマシンがマッチしそうな印象だった。

今回の意見がどれだけ今後の製品にフィードバックされるかわからないが、この試み自体は非常に興味深く、PCメーカーにとっても価値があるはずだ。今回の声を受けてGALLERIAとしてどのようなノートPCを開発するかに注目したい。

右から、サードウェーブ モバイル本部ノート部部長 西村祐典氏、コンシューママーケティング部部長 升淳氏、そしてeスポーツキャスターの平岩康佑氏(左端)が座談会に参加した

■関連リンク
LeagueU
https://leagueu.jp.leagueoflegends.com/
GALLERIAゲーミングノート
https://www.dospara.co.jp/5gamepc/note/
ALIENWAREゲーミングノートパソコン
https://www.dell.com/ja-jp/gaming/alienware