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『LoL』高校生No.1の称号はどの学校に……!? 第1回全国高校eスポーツ選手権決勝大会『LoL』部門レポート

毎日新聞社主催、株式会社サードウェーブ共催により行われた第1回全国高校eスポーツ選手権。昨年12月よりオンライン予選が行われ、各高校の代表たちがeスポーツという舞台で競い合ってきた。そのベスト4から優勝を決めるオフライン決勝大会が、2019年3月23日と24日に千葉・幕張メッセにて行われた。

当記事では、24日の『リーグ・オブ・レジェンド』部門の模様をレポートする。23日の『ロケットリーグ』の模様はこちらの記事を参照してほしい。

全国の高校生93チームの頂点を決める闘い!!

選手たちの顔ぶれを見ると、『リーグ・オブ・レジェンド』(以下『LoL』)は日本以上に韓国や北米でシーンが盛り上がっているため、それらの留学生とチームを組む学校も見られた。

この日行われた決勝大会に出場したのは、全93チームから白熱のオンライン予選を勝ち抜いた以下の4チームだ。

▲仲良しグループで結成したという全員1年生のチーム、横浜市立南高等学校「The Grateful Feed」(神奈川)

▲通信制高校ながらキャプテンのSakuragi選手(写真左)が校内SNSでメンバーを集めたというN高等学校 心斎橋「KDG N1」(大阪)

▲『LoL』のランクでチャレンジャーに到達しているAkabuff選手(写真右)を中心に、中国人留学生もスカウトした国際色豊かな岡山県共生高等学校「eスポーツ部」(岡山)

▲国内プロチーム『Burning Core』に練習生として所属するFlaw選手(写真左)を中心としたチーム東京学芸大学付属国際中等教育学校「ISS GAMING(ISG)」(東京)

オープニングでは、前日に引き続きMCのOooDa氏と本大会スペシャルサポーターのケイン・コスギ氏らが進行。自らも『LoL』プレイヤーであるケイン氏が高校生プレイヤーたちを応援する。

▲MCのOooda氏(写真左)、ケイン・コスギ氏(写真右)に加え、アナリストとして国内プロリーグ「LJL」でも解説を務めるRevol氏(写真中央)が試合展開を解説

▲実況席は「LJL」でもお馴染みのkatsudion氏、「LJL」唯一の日本人コーチとして活躍するLillebelt氏が担当。普段『LoL』に触れていない人にも極力分かるように解説していたのが印象的だった

第一試合 岡山県共生高等学校vsN高等学校 心斎橋

準決勝第一試合の組み合わせは、岡山県共生高等学校「eスポーツ部」対N高等学校 心斎橋「KDG N1」。準決勝まではBO1(1本先取)の一発勝負となる。

▲シャコ、ベイガーといったやや変則的なピックをした共生と、集団戦を見据えたピックで揃えていくN高

topレーンは共生「eスポーツ部」のRiven chan選手のヨリックがマッチアップの有利もあり押し込んでいくが、botレーンでは「KDG N1」のmarimo選手のカイ=サとtetta選手のガリオがgankをうまく捌き、一進一退の攻防に。時間をかけるほど「KDG N1」が有利になっていくと思われた中盤戦だが、共生「eスポーツ部」のTenichi選手がベイガーのEをうまく決め、集団戦においても互角の展開となった。

両チーム見事な連携で互いのタワーを折っていくが、最後の集団戦を制した共生「eスポーツ部」が勝利!

▲魔法陣の上に乗った相手を行動不能にするスキルを集団戦で見事に決めていったTenichi選手のベイガー

第二試合 東京学芸大学付属国際中等教育学校vs横浜市立南高等学校

続く準決勝第二試合は、東京学芸大学付属国際中等教育学校「ISS GAMING(ISG)」対横浜市立南高等学校「The Grateful Feed」。

▲注目のFlow選手は序盤から高い瞬間火力を出せるエリスをピック

マッチアップとしては、中盤戦以降に強力になるチャンピオンが多い「The Grateful Feed」だったが、開始早々に「ISG」のpokipon選手がmidレーンでソロキルを奪う。

その後もFlow選手のgankが要所で決まるなど試合は「ISG」ペースで進み、「The Grateful Feed」も粘ったものの、育ちきったpokipon選手のシンドラを止めることは難しく、そのまま「ISG」が勝利した。

▲試合後、「このメンバーでこの場に立てたので悔いはない」と語った「The Grateful Feed」のRYNAR選手。全員1年生のチームだけに、これからの活動にも期待したい

決勝戦 東京学芸大学付属国際中等教育学校vs岡山県共生高等学校

こうして決勝のカードは、東京学芸大学付属国際中等教育学校「ISS GAMING(ISG)」対岡山県共生高等学校「eスポーツ部」。決勝はBO3(2本先取)となる。

第1ゲームは、中盤までは「ISG」が優勢に進めていたが、バロンバフの獲得を契機に「eスポーツ部」が巻き返し、Akabuff選手のトリスターナが育ってくると局地戦で勝ち始め、逆転勝利で「eスポーツ部」が先取した。

▲一時6000G近いゴールド差が生まれていたが、準決勝に引き続きTenich選手の集団戦での見事な立ち回りでバロンを巡る集団戦に勝ち、逆転の目となった

第2ゲームでは、ミニオン出撃前に突出してしまった「eスポーツ部」Metanoia選手が捕まるという波乱の開幕から、そのままアドバンテージを譲らなかった「ISG」が取り返す形に。

▲決勝第2ゲームでは、ついに自身のプレイヤーネームにも入れているRivenを先にピックした「eスポーツ部」のRiven chan選手。一方で「ISG」のtopであるTokiboy選手は相性よりも得意チャンピオンであるエイトロックスをピックしぶつかり合いが注目された

最終ゲームとなる第3ゲームも、引き続き「ISG」が序盤からアドバンテージを取っていく。「eスポーツ部」も第1ゲームと同様に、Akabuff選手のトリスターナを完成させての逆転を狙うが、一歩及ばずそのまま「ISG」が押し込んで勝利。東京学芸大学付属国際中等教育学校「ISS GAMING(ISG)」が、全国93チームの頂点に輝いた。


『LoL』部門優勝は東京学芸大附属国際中等教育学校「ISS GAMING」

こうして、東京学芸大附属国際中等教育学校「ISS GAMING」の優勝で幕を閉じた第1回全国高校eスポーツ選手権『LoL』部門。「ISS GAMING」はプロチーム練習生のFlaw選手のワンマンチームでは決してなく、高いチーム力で戦っていたのが印象的だった。どのチームも高校生である選手たちが主体となってチーム練習やミーティング等に取り組んでおり、非常に意義のある大会となった。

▲エンディングでは大会テーマソング「ナミタチヌ」を歌ったBURNOUT SYNDROMESによるライブも。「ナミタチヌ」の他、代表曲の「FLY HIGH!! 」「花一匁」を披露

▲最後には第2回大会の告知も。次回も『LoL』『ロケットリーグ』が種目となっている

▲この日は会場にも『LoL』ブースが設けられ、記念写真が撮れるフォトスポット等が楽しめた


『LoL』はご存じのとおり、世界でもっとも競技人口が多いeスポーツタイトルとも言われており、日本がeスポーツで世界に挑戦するためには避けて通ることはできないタイトルだ。日本のプロリーグ「LJL」はもちろん、ライアットゲームズが大学生向けに行っている支援プログラム「League U」も確かな盛り上がりを見せており、世界の『LoL』シーンで「Japan」の存在感が少しずつ増している。

これからもっと日本の『LoL』シーンが盛り上がっていくためには、若いうちから競技シーンに慣れ親しむプレイヤーが増えていくことも大事。この全国高校eスポーツ選手権がそうしたキッカケになることを期待したい。

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■関連リンク
全国高校eスポーツ選手権公式サイト
https://www.ajhs-esports.jp/
サードウェーブ
http://info.twave.co.jp/
リーグ・オブ・レジェンド
https://jp.leagueoflegends.com/ja/
全国高校eスポーツ選手権 Twiitch
https://www.twitch.tv/ajhs_esports