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「メタ思考」で「レインボーシックスシージ」の戦術を自分なりに分析してみよう【『R6S』観戦のススメ 第5回】

レインボーシックス シージ(R6S)』のプロシーン観戦をより親しみたいユーザーにお届けする本コラム。秋も深まりそろそろ冬の顔が見え隠れしている11月更新の第5回目は、「メタ思考でプロシーンを観戦する方法」について解説する。

「メタ」は「高次な」「一段階上の」といった意味を持つ言葉で、「メタ思考」とは「俯瞰で物事を考える」という意味となる。たとえば、トラブルが起ったらそれを解決するのが一般的であろう。だがメタ思考では「なぜトラブルが起こったのか。なぜそれをトラブルだと思うのか」と一段階上から考える。

日常会話でもあまり使う機会のない言葉が、なぜ『R6S』のプロシーン観戦において重要なのか。まずはその部分の説明を踏まえてから、実際のプロシーン観戦時における思考法をお伝えしていく。

なぜ「メタ思考」が重要なのか?

▲自分の好きな場面を見つけるのもプロシーン観戦に役立つ

まずは自分が『R6S』のプロシーンを観戦する際に注目している場面を思い浮かべてみよう。例えば以下の場面はどうだろうか。

  • 圧倒的な突破力を持つプレイヤーの華麗なキルシーン
  • サポートに長けたプレイヤーやチームメンバーのサポートに徹するシーン
  • 圧倒的人数差を跳ねのけてのクラッチシーン

上記は筆者が観戦時に注目する場面だが、きっと人それぞれ十人十色で様々な光景を思い浮かんだと思う。だが、この3つの共通点はどれも試合中の「戦闘フェーズ」に発生する光景であり、本記事のメタ思考は試合が始まる「準備フェーズ」に焦点を当てた思考法だ。

サッカーや野球などのリアルスポーツで言えば、試合に出場する選手のコンディションやプレースタイルの情報を元に分析して試合の流れを分析する。つまり試合が始まってからではなく、ひとつ上の段階である試合前に自らの知識や考察を交えて戦況を予測すること。これがメタ思考の基本的なスタンスとなる。

メタ思考でプロシーンを観戦する方法

メタ思考の基本スタンスを理解した後は、メタ思考を用いて実際にプロシーンを観戦する方法を身に着けよう。といっても難しく構える必要はなく、手始めにまずはオペレーターピック時の状況から戦術を分析してみてはいかがだろうか。各オペレーターの特性に加えマップの構造やボムの配置場所を把握する必要はあるが、慣れれば簡単に行えるだけでなく、観戦そのものに対する意識も高くなるはずだ。

Pick&Banフェーズで戦術をメタ思考する際のポイントを考えてみよう。シーズン8からプロシーンに導入された「Pick&Ban」は、試合前に両チーム(攻撃・防衛)から最大2名のオペレーターをBanする制度だ。Banされたオペレーターは試合終了まで両チームとも一切使用不可となる。「MONTAGNEとBLITZをBanしたから盾持ちオペレーターへの対策か?」と、使えなくなったオペレーターを見るだけでも各チームの戦術分析が可能なので、ぜひBanフェーズには注目してもらいたい。

▲プロシーンの大会にて盾持ちオペレーター「BLITZ」がBanされたシーン

両チームのオペレーターBanが終了すると、いよいよオペレーターピックへと移行する。各チームのプレイスタイルによる差はあれど、ここでは各メンバーの使用するオペレーターの特性や役割から大まかな戦術予測が可能だ。

たとえば下記のような状況だどうだろうか。

【MAP】
国境

【ボム位置】
2階:武器庫ロッカー / 2階:資料室

【防衛側のピックオペレーター】
VIGIL / MAESTRO / VALKYRIE / LESION / JÄGER

【攻撃側のピックオペレーター】
ASH / THATCHER / THERMITE / MONTAGNE / BUCK

▲プロシーンでは両チームが互いのピックしたオペレーターを確認できる

この状況だと、「攻撃側は武器庫前の補強壁を破壊するためにTHATCHERとTHERMITEをピックしたのだろう」だったり、「防衛側はMAESTROのレーザーカメラでボム設置をけん制し、VALKYRIEのカメラで索敵範囲を拡大する」といったオーソドックスな戦術だけでなく、「攻撃側はMONTAGNEで資料室に突撃し速攻でボム設置」などの突撃戦法も考えられる。もちろんラウンド数を重ねるごとにピックオペレーターの種類が変わる可能性もあるので、試合の流れに合わせて戦術と戦況を細かく分析してみると良いだろう。

そしてPick&Banフェーズの最後に待ち受ける「第6の選択フェーズ」は、両チームのピックしたオペレーターの中から1名を別のオペレーターに変更できる。このフェーズで変更したオペレーターは両チームとも知らされない(視聴者は確認できる)ので、この不測の事態にどう立ち回るのか、土壇場で見せる選手の対応力にも目を向けたいところだ。

▲第6の選択フェーズで防衛側のLESIONが別のオペレーターに変更される様子

まとめ

以上が、メタ思考で『R6S』プロシーンを観戦する方法の手順である。今回フォーカスしたPick&Banフェーズだけでも、「両チームで採用されるオペレーターの種類」「オペレーター構成から考えられる戦術」「試合前に把握できていないオペレーターへの対応力」といった3つの情報が得られる。最初は難しいかもしれないがこの思考法を体得すればプロシーンで活躍する選手たちと同様の視点に迫ることができるので、観戦初心者も怖気つかずにトライしてみてほしい。

その上で各チームのメンバープロフィールや試合時におけるメンバー構成、過去の戦績なども頭に入れておけば、プロシーン観戦の楽しみがワンランクアップするだろう。

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■関連リンク
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