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「eスポーツはよりグローバルに、さらに成長していく」──Team Liquid COO マイク・ミラノフ氏インタビュー

目次
  1. Team Liquid参加のきっかけは『LoL』のWorlds観戦
Team Liquid(チーム・リキッド)──本拠地をオランダに置き、北米を中心に活動する世界最大のeスポーツチームのひとつだ。ALIENWARE ZONE読者であれば、2018年から『ストリートファイターV』部門に加入したネモ選手、竹内ジョン選手で知った人も多いかもしれない。その存在感とチームブランドの力は、eスポーツに携わる者で知らない者はいない。

12月4日には、芸能事務所のアミューズとTeam Liquidが戦略的パートナーシップ契約を締結。ネモ選手、竹内ジョン選手の国内でのマネジメントを同社が担うこととなり、Team Liquidとしての実質的な日本進出も果たした。これから国内で、Team Liquid関連の露出やイベントなどが増える期待も持てそうだ。

そんなTeam LiquidでCOO(最高執行責任者)を務めるマイク・ミラノフ氏に、今回、日本のALIENWARE STORE AKIBAでインタビューする機会に恵まれた。知っているようで知らないTeam Liquidというチームの全貌と、世界最大のチームになれた理由、ミラノフ氏の関わり、注目のゲームタイトル、そしてついに今年日本でも花開いた「eスポーツ業界」の未来について伺った。



Team Liquid参加のきっかけは『LoL』のWorlds観戦

ーーまずはマイクさんご自身について教えてください。現在、Team Liquidの中で、どんな立ち位置でどんなお仕事をされているのでしょうか?

マイク・ミラノフ(以下、マイク):今のTeam Liquidは14のチームがあり65人の選手がいますが、複合企業なので分野ごとに4つの部署があります。

1つ目はeスポーツ部署。ここにはチームやプレイヤーが所属するわけです。2つ目はスタジオを持つプロダクション部署。3つ目は「Liquid Media」というエージェンシー業。4つ目はオンラインプロパティ部署。「Liquidpedia」という名前でたくさんWikipedia的なものを展開している他、teamliquid.netなどのコミュニティーサイトも運営しています。

私はCOO(最高執行責任者)として、今挙げたような企業としての営みが滞りなく行われるようにすることを職務としています。一方では営業活動、パートナー契約締結、事業開拓などです。

うちには今CEOが2人とCOOが1人いる状態で、経営についてはこの3人が協力して携わっています。

ーーTeam Liquidに入った当初の役職や仕事はどんなものだったんですか?

マイク:2015年にDirector of Operationsとして入りました。当時はプロダクション部門を強化したかったので、そこが主な仕事でしたね。あとは営業とパートナー契約締結などもやっていました。最初の一年はこの3つに注力していました。

ーーもともと『World of Warcraft』のプロ選手だったとうかがいましたが、選手からTeam Liquidでの仕事にすぐに移行できたのですか?

マイク:実は選手をやめてからTeam Liquidに入るまでに、北アメリカのレストランチェーンで企業運営のキャリアに就いていたんですよ。そこではビジネスポートフォリオを作ったりしていました。私が大学で修めた経営学学位が役に立ったんです。

高校、大学とプロゲーマーで、情熱に燃えて5~6年ほどプレイしたわけです。その後は学位を活かして企業経営関係の仕事に就いたんですが、ゲーミング産業にどうしても戻りたくなって。

2012年の『リーグ・オブ・レジェンド(LoL)』の世界大会「Worlds」のFinalを見て感動したのも大きなきっかけでしたね。それでTwitchを知り、個人的にイベントに参加して膨大な数のファンの熱狂をその目にし、「今や『LoL』にもプロ選手がいる」ということを知ったんです。Twitchがあり、リーグが設立され、毎月1億人がプレイするゲームだと知り、「自分の時にはこんなものはなかった。これは戻らないと!」と思ったんです。

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