ALIENWARE ZONE

facebooktwitter
ALIENWARE.TV JAPANALIENWARE SHOP

eSPORTSeスポーツに関する最新情報をチェック!

【『LoL』世界大会2018現地レポート】NA LCSキャスターOvilee May氏が語る、日本への愛と『LoL』競技シーンへの情熱

リーグ・オブ・レジェンド(LoL)』各地域のトップリーグは、TwitchやYouTubeのような配信プラットフォームを用いた試合配信を行っている。このような大会配信には、プロデューサーやゲームカメラといった無数の裏方が存在するわけだが、いわゆるホスト役として直接出演し、配信内で進行を務める人々もいる。日本の「LJL」ではeyes氏・Revol氏・katsudion氏・Day1氏の4名が、キャスターやインタビュアーとしてホスト役を果たしており、親しみを覚えている方も多いだろう。

今回インタビューしたOvilee Mayさん(オヴィリー・メイ)は、2018年より北米トップリーグ「NA LCS」にてホストを務めるようになった人物だ。大きなメガネとスラリとした上背が印象的なOvileeさんを見かけるのは、試合後の選手インタビューで聞き手を務める姿が主になる。実は日本とも浅からぬ縁を持つOvileeさん。釜山で開催された「World Championship(Worlds)」グループステージでも英語インタビューを行う彼女に、日本の『LoL』ファンに向けてご自身のことをたくさんお話しいただいた。


新人オヴィリー

――今年からNA LCSの顔のひとりとなったOvileeさんですが、これまでの経歴を簡単に教えていただけますか?

Ovilee: 実は正式にRiotで働き始めたのは今年の5月……大学を卒業した直後なんです。だからそれ以前、1月以来Spring Split中に出演していた時はまだ大学生だったんですよ。まだ新人なんです。

Riotの配信チームでの仕事内容は、配信に乗せるプレイヤーのインタビューを担当したり、舞台裏でコーチに話を聞いたりすることです。要するにプレイヤーと視聴者の間に立って、視聴者が知りたいことは何だろう? プレイヤーが(配信チームに、コーチたちに、ファンに)語りたいことは何だろう? そういったことを考えて、その内容を語る場所を作ることですね。

――実務もこなすコミュニティマネージャーって感じですね!

Ovilee: 確かに、ある種そうかも!

ファンのみなさんは応援する選手について何でも知りたいと思っているだろうけど、みんなが聞けるわけじゃないですもんね。その選手が配信やっていればチャットとかで交流もできるだろうけれど、大一番で勝利した直後の気持ちとか、辛い敗北の後の気持ちの吐露とか、そういうものはこの仕事でしっかり紹介したいと思っているんです。

――ところで、Ovileeさんは色んなところで日本好きを公言されていますよね。そしてプレイインステージでは日本代表のDetonatioN FocusMe(DFM)を応援してくれていたとも聞きました。 どういうきっかけでDFMファンになったんですか?

Ovilee: ちょっと待ってください……(以下、カギ括弧内はOvileeさんの日本語)「わたしは にほんじんと あめりかじんの はーふです。おかあさんがにほんじんなんです」だからずっと自分のルーツみたいなものを考えるときに日本のことを考えていたんですよ。

それに元々オタクなので、日本のアニメとかゲームとかMMOとか……ア゛ー! そういうのもあって、ずっと日本代表が国際大会に出てくるたびに応援してたんですよ。でもずっと挑戦し続けて、敗れてたじゃないですか。そのたびに「がんばれええ!私の体にも日本の血が流れてるんだから絶対応援する!」って。

だからプレイインテージで初勝利した時は幸先いい! って喜んじゃって。「MSI」とかこれまでの国際大会だと、どこかで1勝するかどうかみたいな感じだったでしょう? だからDFMには本当に興奮しちゃって。

Ceros選手がジグスとか変わったチャンピオンでぶつかっていったり、viviD選手もEvi選手も輝いてて。プレイインノックアウトでEDGと当たってしまったのは不運だったけど……。でもあんな試合を見せられたら、ファンにならないのが無理でしょう? 見ていて楽しいし!

試合後、DFMの人たちがインタビューとか対応している隙間を縫って話しかけたし。みんな本当に素敵な人たちだった。

――じゃあ、あのLJLキャスターの漢泣き動画を見た時はどんな気持ちになりました?

Ovilee: というか、私も涙こそ流してなかったけど同じようなリアクションでしたよ。飛び跳ねまくって、色んな人にメッセージ送りまくって。見てなかった友達にも「やった!! どうよ!! 日本!日本!DFM!DFM!」ってメッセージ送って。

あれは胸を打つでしょう。応援チームならなおさら大きく響く。気持ちがあふれちゃった。

▲日本代表DFMがプレイイングループの勝ち抜きを決めた瞬間のkatsudion氏とDay1氏の動画ツイートは、全世界で祝福を浴びることとなった
https://twitter.com/katsudion/status/1047497213830619137

初めてのWorldsと、憧れのセンパイと

――(しばらく2人でしんみりして)……そしてグループステージが始まりましたよね。お仕事の内容はやっぱりNA LCSとは違いますか?

Ovilee: 全然違いますね。NA LCSの試合後にやるインタビューなら、プレイヤーは全員知っているし、みんなと仲良しなので、「先週ああ言ってたけど今週はどうだったー?」とか「今回はこれについて聞かせてー」みたいなノリで話ができるんだけど……。

Worldsには超がつくスーパースターばかりが集結していて、とんでもない試合やプレイを連発していて……。今やってることって「あなたのこと、あのプレイのことをもっと教えてください」「初めて見たピックでしたけど、ピックした理由は!?」って状態なんです。

先日、世界屈指のスターADC、Uzi選手をインタビューしたんですよ。私、緊張しちゃって。「お、お、おめでとうございます」みたいな。フゥー……。だからWorldsは全然違いますね。

――私も先日Xiaohu選手をインタビューしていた時震えていたので凄く共感できます(笑)。さて、EU LCSの顔であるSjokzさん(注:2015年よりヨーロッパリーグ「EU LCS」でホストのひとりを務める)はあなたの「センパイ」にあたるわけですよね。お二人の関係についてうかがってもいいですか?

Ovilee: Sjokz、最高。最高。本当に短い時間なのに、たくさんのことを教えてもらったと思う。先輩であり、先生であり、親友でもあるんです。

Sjokzにいろいろ教われるなんて、本当に名誉だなって。彼女のことは高校生の頃から尊敬していて。初めて彼女を見た時に「なにこれ! すごい! 私もこの仕事やりたい!」って思ったくらい。以来、ずっと彼女を追いかけてきたって言ってもいいです。だからまだ彼女と話してるのが信じられないくらい。

――じゃあOvileeさんは今、夢を叶えたところなんですね。

Ovilee: 本当に。ドリームジョブだと思う。

――先日もSjokzさんと一緒にお茶飲んでる写真をTwitterに上げてましたよね?

Ovilee: 飲んでたの、お茶じゃなくてソジュ(韓国焼酎)だったけどね(笑)!

――あ、お茶よりさらに楽しい席でしたか(笑)

Ovilee: だから色々教わりつつも友達として付き合えて最高! 関心のある分野も同じで歳も近くて、だからこそ一緒に素敵な時間を過ごせて最高! ……コホン……もちろんプロフェッショナルとしてね!

――なるほど(笑)。


大好きなチャンピオン、大好きな日本アニメ

――さて、Ovileeさんのことを少し調べたところ……チャンピオンの「ソラカ」がお好きと判明しました。なぜなんでしょう?「バナナ」という単語を使わずに説明していただけますか?

この記事の続きを読むには、ログイン、または会員登録(無料)が必要となります。