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いま世界で最も盛り上がっているeスポーツゲーム(PC版)10選!【2018年版】

目次
  1. 「全世界で700億円」というeスポーツ市場
  2. 無料で遊べる世界最大規模のeスポーツタイトル 『リーグ・オブ・レジェンド』(League of Legends)
  3. 賞金総額28億円で話題のビッグタイトル 『Dota 2』(ドータ 2)
  4. 実力第一主義の硬派な老舗FPS 『Counter-Strike:Global Offensive』(CS:GO)
  5. テロリストvs特殊部隊のドラマチックバトル 『レインボーシックス シージ』(Rainbow Six Siege)
  6. 多彩なキャラクターが織りなすヒーローバトル 『オーバーウォッチ』(Overwatch)
  7. 日本が世界に誇る元祖対戦格闘ゲーム 『ストリートファイターV アーケードエディション』
  8. 無料&バトルロイヤル&クラフトで老若男女に人気 『フォートナイト』(Fortnite)
  9. バトルロイヤルゲームの草分け的存在 『PLAYERUKNOWN'S BATTLEGROUNDS』(PUBG)
  10. シンプルながら戦略性の高いカードゲームの金字塔 『ハースストーン』(Hearthstone)
  11. リアルスポーツを題材としたeスポーツタイトル 『FIFA 18』
  12. まとめ

「全世界で700億円」というeスポーツ市場

──この驚異的な数字は、総務省発行の「eスポーツ産業に関する調査研究報告書」による2017年におけるeスポーツの推定市場規模だ。コンピューターゲーム作品を使用して人間同士が対決するeスポーツは、2018年に入ってから国内でも話題性が上昇。オフライン大会のネット配信はもちろん、地上波メディアでの特集に加え、スポーツの祭典であるオリンピック正式種目への採用を検討されるほどにシーンは活性化し続けている。2018年の「新語・流行語大賞」にもノミネートされるなど、eスポーツイベントを見て楽しむ観戦者も含め、今まで以上に多くの人々から注目されていることが伺える。

そこで本稿では、eスポーツシーンで盛り上がりを見せるPCゲームを中心に10タイトルをご紹介。日本人には新鮮に感じられるジャンルの作品もあるので、「ここ最近でeスポーツに興味を持ち始めた」「eスポーツ観戦にオススメのゲームタイトルを知りたい」という方はぜひ参考にしてほしい。

※各ゲームタイトル直下には「リリース日」「ユーザー人口」「主要eスポーツイベント」を記載しています。
※「ユーザー人口」はメーカー公式情報やPCゲーム統計サイト「SteamSpy」を参照しています。

無料で遊べる世界最大規模のeスポーツタイトル
『リーグ・オブ・レジェンド』(League of Legends)


  • ユーザー人口:1億人(メーカー公式発表)
  • 主要eスポーツイベント:2018 World Campionship(世界大会)、League of Legends Japan League(日本大会)
  • リリース年:2009年
  • ジャンル:MOBA
  • 開発元:ライアットゲームズ
  • 対応機種:PC
  • 価格:基本プレイ無料(追加キャラクターなどのダウンロードコンテンツには、独自通貨が使われる)
  • 公式サイト:https://jp.leagueoflegends.com/ja/

「MOBA」(マルチプレイヤー・オンライン・バトル・アリーナ)と呼ばれる戦略性の高いゲームシステムを採用した『League of Legend』は、昨今のeスポーツシーンを語る上で欠かせない存在だ。略して『LoL(ロル)』とも呼ばれている。

プレイヤーは固有スキルを持った100人以上のチャンピオン(キャラクター)から1人を選び、他のユーザーとチームを編成し、相手チーム陣地へ進行して拠点破壊を目指す。

2018年10月1日には、世界大会「2018 World Campionship」が開催され、プロチーム「DetonatioN FocusMe」が日本代表として出場。日本リーグのチームとして世界大会で初めて勝利を挙げ、日本リーグの可能性を世界に知らしめた。

一方で日本限定のプロリーグ「LJL」や、学生向けeスポーツプログラム「League U」などのローカルな競技プログラムも組まれており、開発元のライアットゲームズがeスポーツ振興に向けた取り組みに積極的な姿勢を見せているのも特徴である。

賞金総額28億円で話題のビッグタイトル
『Dota 2』(ドータ 2)


  • ユーザー人口:1億人(SteamSpy調べ)
  • 主要eスポーツイベント:The International 2018(世界大会)
  • リリース年:2013年
  • ジャンル:MOBA
  • 開発元:Valve
  • 対応機種:PC
  • 価格:基本プレイ無料
  • 公式サイト:http://blog.dota2.com/?l=japanese

『LoL』と同じくMOBAジャンルのトップに位置する『Dota 2』は、リリースから5年が経った2018年現在も平均70万人前後のアクティブユーザー数をキープしている人気タイトル。「自陣からフィールド内のレーン(通路)を制圧して敵拠点に攻める」という基本ルールは『LoL』と同様だが、こちらは発動時効果の有用さから各種アイテムの存在意義が強いのが特徴。それゆえプロ同士の戦いになると、卓越したテクニックを持つプレイヤーの個人技によって、集団戦のアドバンテージがひっくり返ることも珍しくない。

公式eスポーツイベントの賞金額が特に有名で、世界大会「The International 2018」では、日本円にして総額28億円以上が用意された。日本語ローカライズがされていないこともあり、日本よりも海外で賑わっている印象だが、国内の有力プロチーム「DeToNator」が、2015年より『Dota 2』のeスポーツシーンへ参入している。

国内におけるeスポーツ熱の高まりとともに、今後の知名度上昇が伺えるMOBA作品だ。

実力第一主義の硬派な老舗FPS
『Counter-Strike:Global Offensive』(CS:GO)


  • ユーザー人口:~2500万人(SteamSpy調べ)
  • 主要eスポーツイベント:FACEIT Major: London 2018
  • リリース年:2012年
  • ジャンル:FPS
  • 開発元:Valve
  • 対応機種:PC
  • 価格:1,520円(PC)
  • 公式サイト:http://blog.counter-strike.net/

『Counter-Strike(カウンターストライク)』シリーズの流れを汲む『Counter-Strike:Global Offensive(CS:GO)』を端的に表すなら、「非常に硬派なFPS(ファーストパーソンシューター)」の一言がピッタリだ。

キャラクター独自の能力差やスキルは存在せず、シンプルなゲームシステムとUIのみを採用。単純にプレイヤー同士のテクニックやプレイングによって勝敗が決するため、FPS作品に興味のあるeスポーツ初心者でも観戦がしやすい。FPSに対する知識がなくても、超遠距離からのヘッドショットや瞬間的に多人数の敵を倒すマルチキルを見ればそのすごさに惹きつけられるはずだ。

ちなみに、日本の「SCARZ Absolute」は、『CS:GO』の世界大会へ恒常的に出場し続ける国内プロゲーミングチームである。

テロリストvs特殊部隊のドラマチックバトル
『レインボーシックス シージ』(Rainbow Six Siege)


  • ユーザー人口:4000万人(メーカー公式発表)
  • 主要eスポーツイベント:SIX MAJOR PARIS(2018年度世界大会)
  • リリース年:2015年
  • ジャンル:タクティカルシューター
  • 開発元:Ubisoft
  • 対応機種: PC/PS4/Xbox One
  • 価格:5,184円(PC)
  • 公式サイト:http://www.ubisoft.co.jp/r6s/

『レインボーシックス シージ(R6S)』は他のFPS作品とは違い、5vs5のチーム戦で室内戦をメインに据えたゲームシステムが特徴だ。「テロリストvs特殊部隊」という構図をイメージした本作は、違いの立場を交代しながら戦い、攻撃と防衛というふたつの戦略が要求される。プレイヤーが選択するキャラクターにそれぞれ固有のガジェットを与えられており、特性を生かした立ち回りが求められる奥深さが魅力。

2018年10月13日~14日に開催された「Prp League Season 8 APAC Finals-in TOKIO」では、日本チーム「野良連合」がアジア地域で日本チームとして初めてチャンピオンとなり、世界大会への挑戦権を獲得した。

多彩なキャラクターが織りなすヒーローバトル
『オーバーウォッチ』(Overwatch)


  • ユーザー人口:4000万人(メーカー公式発表)
  • 主要eスポーツイベント:オーバーウォッチ ワールドカップ
  • リリース年:2016年
  • ジャンル:アクションシューティング
  •  開発元:Blizzard Entertainment
  • 対応機種:PC/PS4/Xbox One
  • 価格:4,104円(PC)
  • 公式サイト:https://playoverwatch.com/ja-jp/

FPS作品の中でも、アタッカーやタンク、ヒーラーと各キャラクター(ヒーロー)の役割がはっきり存在するのが『オーバーウォッチ』である。6対6のチーム戦だが、試合の途中でキャラクターを変更でき、同キャラ対戦が可能なところも他のゲームと異なる点。チームメンバーの連携力が勝敗を分かつのは当然ながら、キャラクターごとの必殺技(アルティメットアビリティ)で戦況が一変する逆転劇もしばしば起こりうる。

プロリーグと別の位置づけにある世界大会「Overwatch World Cup 2018」(2018年11月2日~3日)では、中国チームをねじ伏せて韓国チームが優勝した。日本では残念ながらプロチームの撤退が相次いでいるが、「District 81」という女子プロチームが活躍するなど、根強い人気がある。

2016年リリースのオリジナル作品ということもあり、他のPCゲームと比べるとまだまだ成長途中に感じられるが、eスポーツシーン内で今後の展開に期待が持てるタイトルの1つだ。

日本が世界に誇る元祖対戦格闘ゲーム
『ストリートファイターV アーケードエディション』


  • 全世界売上:210万本(メーカー公式発表)
  • 主要eスポーツイベント:Capcom Cup 2018
  • リリース年:2016年
  • ジャンル:対戦格闘ゲーム
  • 開発元:カプコン
  • 対応機種:PC/PS4
  • 価格:4,990円(PC版)
  • 公式サイト:http://www.capcom.co.jp/sfv/

30年の歴史を誇る国産ゲームシリーズの最新作『ストリートファイターⅤ アーケードエディション』は、eスポーツシーンにおける対戦格闘ゲームの中心的存在と言えるだろう。3段階の強さを持つパンチ/キックとレバー操作を組み合わせた通常攻撃、波動拳や昇竜拳に代表されるコマンド入力による必殺技を発動し、先に相手の体力ゲージを全て減らしたプレイヤーの勝利となる。

日本初プロゲーマー「ウメハラ選手」をはじめ、東大卒プロゲーマー「ときど」選手など、世界規模の大会で日本人選手が多く活躍するタイトルであり、2019年には待望のアーケード版もアミューズメント施設で稼働予定だ。

大会としては、「Capcom Pro Tour」として世界各国の大会でポイントを獲得できるシステムとなっている。最終的にポイントランキング上位の選手が「Capcom Cup 2018」で激突し、文字通りその年の世界最強を決めることになる。

無料&バトルロイヤル&クラフトで老若男女に人気
『フォートナイト』(Fortnite)


  • ユーザー人口:1億2500万人(メーカー公式発表)
  • 主要eスポーツイベント:Fortnite World Cup(2019年開催予定)
  • リリース年:2017年
  • ジャンル:サンドボックス・サバイバルゲーム
  • 開発元:Epic Games
  • 対応機種:PC/PS4/Xbox One/Nintendo Switch/iOS/Android
  • 価格:基本プレイ無料
  • 公式サイト:https://www.epicgames.com/fortnite/ja/home

ゲーム市場の一大トレンドを形成するバトルロイヤルゲームにおいて、独自のクラフトアクションを実装した作品。プロゲーマー同士の戦いになると、お互いに建築物を設置して激しい攻防を繰り広げるクラフトバトルが勃発する。eスポーツに関する試みでは、開発元のEpic Gamesが『フォートナイト』の大会賞金額に100億円を用意すると発表しており、これからのeスポーツシーンを牽引するポテンシャルに満ち溢れた作品である。

急成長の理由としては、あらゆるプラットフォーム向けに提供されていながら、基本プレイ無料である点が挙げられる。2019年内に開催予定の世界大会も含め、センセーショナルなトピックを発信し続けている。「野良連合」や「DeToNator」等のプロチームも参戦している傍ら、海外では13歳の『フォートナイト』プロゲーマーも誕生している。

バトルロイヤルゲームの草分け的存在
『PLAYERUKNOWN'S BATTLEGROUNDS』(PUBG)


  • ユーザー人口:4億人(メーカー公式発表)
  • 主要eスポーツイベント:GLOBAL INVITATIONAL 2018
  • リリース年:2017年
  • ジャンル:バトルロイヤルシューター
  • 開発元:PUBG Corporation
  • 対応機種:PC/Xbox One/iOS/Android
  • 価格:3,300円(PC版)
  • 公式サイト:http://pubg.dmm.com/

バトルロイヤルブームに火を点けたと言っても過言ではない『PLAYERUKNOWN’S BATTLEGROUNDS(PUBG)』は、フィールド内に降り立ったプレイヤーたちが、武器や装備をその都度フィールドから探して装備し、生き残りをかけて戦うアクション性の強いゲームシステムを採用している。2017年末までの累計売上は775億円に上り、7月25日~7月29日までドイツ・ベルリンにて世界大会「PUBG Global Invitational 2018」が開かれた。

当初はPC版が主体であったが、2018年5月16日にスマートフォン向けアプリ『PUBG MOBILE』、そして2018年9月4日にはXbox One正式版配信、12月7日にはいよいよPS4版発売と、マルチプラットフォーム展開を徐々に進めているのも特徴だ。

国内では、DMM GAMESがPUBG Corp.より正式にPUBGの日本リーグとして認可されている唯一の日本リーグ「PUBG JAPAN SERIES(PJS)」をスタート。2月から開催されたαリーグ、βリーグの2つのテストリーグを経て、9月からseason1が開幕した。100名まで同時に対戦できる大会のスケールは圧巻で、オンライン、オフラインともにプレイヤーだけでなく観戦のみのファンも増えている。

シンプルながら戦略性の高いカードゲームの金字塔
『ハースストーン』(Hearthstone)


  • ユーザー人口:7000万人(メーカー公式発表)
  • 主要eスポーツイベント:ハースストーン選手権ツアー
  • リリース年:2014年
  • ジャンル:デジタルカードゲーム
  • 開発元:Blizzard Entertainment
  • 対応機種:PC/iOS/Android
  • 価格:基本プレイ無料
  • 公式サイト:https://playhearthstone.com/ja-jp/

『ハースストーン』は、Blizzard Entertainmentが手がける『ウォークラフト』シリーズの世界観を舞台にしたDCG(デジタルカードゲーム)作品。デッキに組んだカードを効果的に用いて、相手プレイヤーのライフを0にした方が勝利となる。

eスポーツシーンでMOBAやFPSに勝るとも劣らないほど人気が高く、7月28日から2日間にわたり開催された「ハースストーン選手権ツアー 2018 東京ツアーストップ」では、日本人の「hinaya」選手が並みいる猛者を抑えて優勝した。

リアルスポーツを題材としたeスポーツタイトル
『FIFA 18』


  • 全世界売上:2400万本(メーカー公式発表)
  • 主要eスポーツイベント:FIFA インタラクティブワールドカップeJ.LEAGUE(Jリーグ主催)
  • リリース年:2017年
  • ジャンル:サッカーゲーム
  • 開発元:Electronic Arts
  • 対応機種:PC/PS4/PS3/Xbox One/Xbox 360/Nintendo Switch
  • 価格:4,104円(PC版)
  • 公式サイト:https://www.easports.com/jp/fifa/2018-fifa-world-cup-update

『FIFA 18』はドイツのブンデスリーガやイタリアのセリエAなど、世界各国のプロサッカーリーグに所属するチームや実名選手が登場するサッカーゲーム。実際のプレイに加えて、リアルスポーツをモチーフにした作品であることから、普段ゲームを遊ばない人でも試合状況が把握しやすいのが魅力。FIFA(国際サッカー連盟)公認作品であり、その競技性の高さから、2004年より「FIFA インタラクティブワールドカップ」が開催されている(2018年度は名称を「FIFA 18 eWorld Cup 2018」に変更)。

日本でも2018年5月にJリーグ(日本プロサッカーリーグ)がeスポーツイベント「明治安田生命 eJ.LEAGUE」を本作で開催し、浦和レッズが推薦する「かーる」選手が優勝を果たした。

ちなみに、すでに『FIFA 19』も発表されており、毎年のように更新されていくタイトルでもある。

まとめ

以上、合計10タイトルのPCゲーム作品を紹介してきたが、いかがだろうか。

実際の競技シーンに携わってプレイするのも良いが、プロゲーマーが織りなす熱い攻防を見ながら応援するだけでも、eスポーツは十分に楽しめる。上記で取り上げた作品たちは現時点で多くのゲーマーにプレイされており、これからさらに成長するであろうeスポーツシーンで強い存在感を放つ人気作でもある。すでに知っている作品以外にも、まだ見たことのないゲームジャンルのeスポーツイベント中継を見れば、新たな観戦の楽しみに気づくことができるかもしれない。

今回紹介した以外にも、世界的な大会を開催しているPC版ゲームのeスポーツタイトルは年々増え続けている。そちらの方も、機会があればあらためて紹介してみたい。

eスポーツの奥深さや楽しみ方を広めるためにも、本稿がeスポーツについて知りたいユーザーの助けに少しでもなれたら幸いだ。