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【『LoL』世界大会2018現地レポート】PVB BigKoro選手「今大会で戦ってみて、強い地域は中国・韓国・ヨーロッパだと感じた」

『リーグ・オブ・レジェンド(LoL)』世界大会「Worlds 2018」で最も多くのチームが激突するグループステージ。NA(北米)、EU(ヨーロッパ)、LMS(台湾・香港・マカオ)、LPL(中国)、LCK(韓国)の5地域は「メジャーリージョン」と呼ばれ3チームの出場枠を持っているが、日本をはじめとした「マイナーリージョン」と呼ばれる地域は1チームを送り込むことしかできない上に、プレイインステージからの参戦となる。その中のひとつであるVCS(ベトナム)では近年『LoL』のプレイヤー人口が激増しており、国際大会での成績もマイナーリージョン内トップであるため、今年のWorldsにおいてグループステージからの出場枠を勝ち取った。血気盛んなチームが戦いを繰り広げるVCSより釜山にやってきたのは、猛牛のロゴが印象的な「Phong Vũ Buffalo(PVB)」。惜しくもグループステージ敗退となったものの、メジャーリージョンのチーム相手に2勝をもぎ取った実力は本物だ。グループAを引っかき回してくれたこのチームから、ADCのBigKoro選手がインタビューに応じてくれた。


――グループステージの結果が決したあとの試合ではありましたが、最終試合の勝利おめでとうございました。

BigKoro:ありがとうございます。

――今大会のPVBは、私達の目から見て非常に「ベトナムらしさ」を貫いたプレイスタイルだったと思うのですが、初のWorldsで他地域のチームと戦ってみての印象を聞かせていただけますか?

BigKoro:大会前はLMS・LPL・LCKが三強という評価だったと思うのですが、こうして戦いを終えてみて、LMSはもうそこまで強い地域ではないと思っています。今はLPL・LCK・EUが三強だと思っています。

――ほとんどすべての試合において、PVBのプレイはある種「転んでもタダで済ませてなるものか」という決意のようなものが感じられました。たとえばボットでキルを取られてもトップでキルを取り返す、というように。そういった特徴は既にベトナムの特徴のように見られている向きもあるかとは思いますが、やはりそこは強みであり個性なのでしょうか?

BigKoro:そこは強みであり、同時に弱みでもあると考えています。本当に強いチーム…たとえばゲームのコントロールが非常に巧みな韓国チーム相手ではそのスタイルが通用しなくて、そのせいで無力化されてしまうところがあると感じました。

――今年のWorldsの収穫、あるいは学んだことは何だったと考えていますか?

BigKoro:一番重要だと思ったのが、自信を持って試合に臨むことだと思いました。相手が強豪の時はなおさらです。次に国際大会に出る機会を掴んだら、これを生かしてもっと良い活躍を見せるつもりです。

――今回のWorldsを通じて日本でのファンも増えたかと思います。よろしければ日本のファンに向けて一言いただけますか?

日本で応援してくださった皆さんありがとうございます! これからもよろしくお願いします。


西洋vs東洋の文脈では「gap is closing?(差は縮まっているか)」と言われる頻度が高く、国際的な強豪地域は圧倒的に中韓台であるという認識がこれまで一般的だった。しかしこのグループステージでは、グループBでCloud9(NA)が2位勝ち抜きを果たし、PVBが戦ったグループAではG2(EU)が2位争いを制したことから、差は着実に縮まっていると言ってもよいだろう。PVBの生き生きとしたゲームと健闘を目をやれば、マイナーリージョンとメジャーリージョンの差も縮まってきているようにも感じられる。来年の国際大会でも、ベトナムチームの躍進に期待したい。
【レポート】『リーグ・オブ・レジェンド』世界大会「Worlds 2018」