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宇宙最強ゲーミングノートPCは伊達じゃなかった!「NEW ALIENWARE 17」プレイングレビュー

今回は、「NEW ALIENWARE 17」の最上位モデル「NEW ALIENWARE 17 スプレマシーVR」で、実際にゲームを遊んでみたインプレッションをご紹介する。筆者は普段、『機動戦士ガンダムオンライン』を中心にFPS系ゲームなどを遊んでおり、動画配信なども行っている。いちゲーマーの視点から、実際にゲームをプレイしたり、日常的に使用してみた感想を中心にご紹介していこう。

結論から述べよう。
  • ゲーム用途はもちろん、ゲーミング用途以外のクリエイターにも人気
  • タフな作りとこだわりの品質で満足度がとても高いブランド

NEW ALIENWARE 17の基本スペックをおさらい

まず、今回紹介する「NEW ALIENWARE 17 スプレマシーVR」の基本スペックはこちら。ALIENWAREシリーズはゲーミングシーンだけでなくクリエイターシーンなどでも使われることが多い。タフな作りとデスクトップに負けないスペックを持っているため、設置場所に融通が利くノートPCは重宝される。

中でもこの最新型の「NEW ALIENWARE 17」シリーズは、標準液晶モニターはQHD(2560×1440ピクセル/120Hz)だが、4K対応のUHD(3840×2160ピクセル/60Hz)のIPS液晶モニターにアップグレード可能。また、Intel Core i9 8950HKという最上位クラスのCPUを搭載しているため、高画質な動画編集など、従来はデスクトップPCでしかできなかったことができる。

ゲーミングシーンとしては、NVIDIA GeForce GTX 1080 OC(オーバークロック)モデルを搭載。最新ゲームも高画質でプレイできるどころか、リフレッシュレート120Hzのディスプレイを標準搭載しているので、高フレームレートでのゲーミングも可能だ。

ちなみに、9月上旬時点では従来モデルもNEWのつかない「ALIENWARE 17」という名称で販売されている。最大の違いは従来モデルはCPUが第7世代のIntel Core i7で、GPUがOC非対応であるという点。この両者のマイナーチェンジによって、大きく性能が進化している。

ベンチマークソフトで基本性能を検証

では、ベンチマークソフトを使って実際の性能を見ていこう。

まず、「CrystalDiskMark」を使って、内蔵PCIe SSDとHDDのベンチマークを計測した。
HDDに比べるとこのPCIe SSDがいかに早いかがわかる。この性能は後述するゲームの読み込み時間などに如実に反映されてくる部分だ。

●PCIe SSDベンチマーク
SSDは昨今のゲーミングPCではおなじみの、PCIe接続のモデル。シーケンシャルリード/ライトともに高速で、ロード時間など、快適性の面でもゲーミングPCには有効だ

●HDDベンチマーク
HDDは1TBの7200rpmのモデル。ゲーム以外のデータの保存スペースとして、大容量のゲームをインストールするスペースとして重宝する

続いて、GPU性能を測る「3DMark FireStrikeベンチマーク」を実行した。グラフィックスコアの値は「21065」。搭載する「NVIDIA GeForce GTX 1080」は現行の最高峰GPUである「同GTX 1080 Ti」に次ぐ性能のモデル。今回のマシンにはOC(オーバークロック)モデルが搭載されており、通常の「GTX 1080」よりも数値が高い。

●3DMark FireStrikeベンチマーク
2017年モデルの「ALIENWARE 17」と比較すると、GPUはGTX 1080で同じのため「Graphic score」はほぼ同じ値を示したが、「Physics score」はCPUがi7からi9に進化したことで約1.5倍の「15244」をマーク。トータルでは着実な性能の進化が見て取れる

外観上の特徴や変更点をチェック

「NEW ALIENWARE17」は耐性と剛性が強く、天板だけを持って開いた場合も重心がブレることなく開くことができる。他ブランドではキーボード部が浮いてしまったり、そもそも天板だけでは開かないものも少なくない。

ポート関係は、左側面にオーディオ出入力と、USB Type-Cと通常のUSB3.0ポート、右側面はUSBポートが1つだけと、側面は最低限になっている。一方、背面には外部出力ポートやLANポートなどポートが多数ある。左右ではなく奥側に配置することにより、極力ケーブルが邪魔にならないような配慮をしている。

●正面
17.3インチと画面サイズが大きくなっている分、マクロキーとテンキーをフルで装備してもぴったりに収まる

●左側面
左側面はオーディオ出入力と、USB Type-Cと通常のUSB3.0ポートをそれぞれ搭載

●右側面
右側面はUSBポートが1つだけ。これは右側にたくさんのポートを用意するとゲーム時にケーブルなどがマウスと干渉してしまうため、ゲーミング時の邪魔にならないよう「わざと」右側面はUSBポートが1つしかない

●背面
背面左から、ギガビットイーサネットポート、Mini-Displayポート、HDMI 2.0ポート、Thunderbolt3ポート、Alienware Graphics Amplifier接続用ポート、電源ポート。

●排熱機構
排熱システムは今回のアップデートで見直され、排熱スペースが従来モデルよりも広くなり、効率がアップした。なお、長期間使っているとどうしてもこの部分にホコリなどが溜まってしまうが、定期的にエアダスターで掃除すれば高い排熱効率を発揮できる。一度も掃除したことのないALIENWAREオーナーはぜひ試してみてほしい。

左右背面に大きな排気口を設け、本体内部の熱をファンによって効率的に外に逃す

●底面
底面も50%近くがスリットになっており、吸排気の効率をアップさせている。よくみると内部にグラフィックボードのファンも見える

ALIENWARE独自の機能も大幅に進化

ALIENWAREシリーズにはライティングやCPUのクロック周波数などをコントロールする専用ツールが備わっているが、コマンドセンター(専用ツール)がリニューアル。UIから機能まで大幅に更新されている。「ALIENWARE Command Center」としてそれらが統合され、進化を果たした。

●ALIENWARE Command Center
ホーム画面から主な機能を確認でき、主要な機能を簡単に切り替えられる。内部ファン(サーマル)の回転数を手動で高速化できるようになったのが大きなポイントだ。3Dなど負荷の高いゲームや夏場の暑い時期などは、最高回転にしておくことで冷却効率を大幅に上げることができる

ライティングの変更画面も大幅に変更され、「FX 」タブにまとめられた。視覚的に見やすくなり部位ごと簡単に色を変えられるようになった。ちなみに、コマンドセンターアプリの画面カラーは白ベースだが、右上の「明るい」「暗い」でホワイト/ブラックを切り替えられる

キーボードは従来通り5カ所のゾーンの色を変更可能。本体と色を統一させることで統一感のあるデザインにすることも可能だ。最大20色、8京通り以上の組み合わせが可能

CPUとGPUの使用率も「フュージョン」タブから視覚的にチェックすることができる。CPUクロックアップは、動画のエンコード時間やレンダリング時間短縮など、クリエイターにとっての作業時の機能が大幅に向上する。ただし、当然ながらクロックを上げるほど負荷が増大するうえ、OC時の動作は自己責任となる点に注意が必要だ。

本機はCPUのオーバークロックにも対応しており、最大クロック周波数5GHzまでクロックアップが可能。BIOSなどをいじらずソフトウェア上で簡単に操作が可能なのが、ALIENWAREシリーズのポイントとなっている

●Tobiiアイトラッキング
「NEW ALIENWARE 17」にはTobiiアイトラッキングシステムの最上位モデルが標準で搭載されており、眼球の動きをトレースする機能がついている。この機能はとても面白く、以前『ALIENWARE 17 FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION推奨モデル』の記事でゲーム内での使い方を紹介済みだが、ゲーム以外にもいろいろな使い道がある。

たとえば、トラッキング機能をONにした状態でノートPCから離れると、画面を自動OFF、PCの前に戻るとONになる。ログインパスワードを設定しておけば、席を離れた際のセキュリティアップが簡単に可能になる。

アイトラッキングのデバイスはモニター下部のALIENWAREロゴの下に内蔵されている

実際にゲームをプレイしてみた!

ここからが本題だ。実際にゲームをプレイしてみたインプレッションをお伝えしよう。

PLAYERUNKNOWN BATTLEGROUNDS

まず、『PLAYERUNKNOWN'S BATTLEGROUNDS』(以下、『PUBG』)だ。

『PUBG』は高画質設定で120FPSでのなめらかな画面描写でプレイが可能。人が多いシーンや密集地では多少FPSが落ちるが、その際は少し画質を下げるなどすれば十分120FPSを確保できる。

PCIe SSDの採用による爆速の読み込み速度は、画質以上に注目。一般的なHDDの10倍以上というSSDの数倍の読み込み速度により、キャラクターが表示されるまでや、マップのロード時間がとても早くなる。

ゲーミングPCというとグラフィックカードばかりが注目されがちだが、ゲームにとってストレージの速さは、大規模なマップが増えてきた昨今、看過できない差になってきている。

フォートナイト

フォートナイト(Fortnite)』は最高設定で120FPSの動作が可能。ただ、人が密集する「ティルテッドタワー」などでは、若干FPSの低下が見られた。120FPSで安定させたい場合は少し画質を調整すると良い。

『Fortnite』をやっていて感じたのはスピーカーの出力音が強く、しっかりとゲーム音を捉えていた点。宝箱の音が壁越しにも聞こえ、足音もしっかりと聞こえていた。

当然、ヘッドセットをした方が指向性は強くなるものの、スピーカーでもゲームを十分楽しめることができるだけのパフォーマンスを持っていた。

機動戦士ガンダムオンライン

『機動戦士ガンダムオンライン』はCPU処理が重要視されるゲームだ。そのためGPUスペックよりCPUのクロック周波数が大事になる。

その点、Intel Core i9-8950HKを搭載し、最大5GHzまで動作可能な本機は、CPUを重視するソフトウェアとの相性も良い。

また、マルチコアの利点として、ゲームをプレイしながら録画や実況プレイ、配信が可能という点も挙げられる。ゲームで6コアすべてを使うことは少ないが、ゲームをプレイしながらの録画プレイなども快適に行うことができた。

特に、キャプチャーなどを撮影する際に、負荷の軽い「NVIDIA GeForce ShadowPlay」機能を使えば、ゲームへの影響を極力下げて配信が可能になる。

イチオシポイント「内蔵キーボード」

「ALIENWARE17」はゲーマー以上にクリエイターへの評判が良くユーザーも多い。使ってみるとわかるのだが、キーボードの品質がとても良く打鍵感が心地よい。触り心地が良いので、店頭などで見かけたらぜひ触れてみてほしい。質感がとても良いキーボードだ。

ALIENWAREのノートラインナップの中で、「ALIENWARE17」のみ、左端に独自のマクロキー、右側にテンキーを搭載する。タッチパッドは中央からやや左にシフトしている

オフィスワークやクリエイターワークをするとキーボードを長時間扱うため、打鍵感の良さはとても重要な要素だ。

その上、キー配列も優れており、私が「NEW ALIENWARE17」で一番好きな点がこの「日本語配列キーボード」だ。

複数同時押しのNキーロールオーバーにも対応しているが、Nキーロールオーバー対応キーボードを搭載したゲーミングノートは希少。また、テンキーや右シフトキーを邪魔しない矢印キー、独自のマクロキーなどこだわりのキー配列になっている。

ノートPCはスペースの関係でキー配列にクセがあることが多く、打っていて微妙な違和感があるキーボードが多い。その微妙な違和感が長期間使っているとストレスになる。そういったストレスが「NEW ALIENWARE17」にはなかった。

クリエイターワークにも必要十分なスペック

Intel Core i9のCPUを最大限使うことができるのが、この「クリエイターワーク」だろう。

グラフィック性能も高いので、動画編集や画像編集、写真加工などにも強い。エンコード時間も従来の2コアや4コアのものに比べ大幅に短縮されている。外部モニターへ出力すればマルチモニター環境での動画編集も可能だ。

「NEW ALIENWARE17」インチを使うと、従来はデスクトップPCで行っていたものがノートPCでできる時代になったと思える。ソフトさえインストールしておけば持ち運んで外部で編集することもできる。これはデスクトップPCにはできないノートの強みと言えるだろう。

LANイベント持ち込み用端末として

今年はeSports元年と言われている。ゲームイベントが増え、中にはゲーミングPCを持ちこんで数日間に渡りゲームをするLANパーティーイベントも開催されている。

そういったイベントにこそ、ゲーミングノートPCをオススメしたい。デスクトップPCを持ち込む人が多いのだが、本体とは別にモニターを運び込む必要がある。また、モニターはそういった持ち運びを前提として作られていないため、ちょっとした衝撃で割れたり、箱が大きすぎたりとトラブルや障壁が多い。

その点、ゲーミングノートは本体のみで済むため荷物を軽くすることが可能。しかも「NEW ALIENWARE17」ならば、デスクトップPCを凌ぐスペックを持っているため、スペック面でも十分通用する。耐久性も高いので衝撃面などにも強いALIENWAREシリーズは、LANイベントと相性が良い。

まとめ

ALIENWAREの「宇宙最強」は伊達じゃない。使うとわかる素晴らしさ。完成度の高いハイエンドノートPCだ。

コアゲーマー、プロクリエイター、本格志向、高級志向、品質を求める人。そんな人にこそ使ってみてほしい製品だ。

気になる点といえば、致し方ない部分ではあるが「重さ」。4kgを超える重さは気軽に持ち運ぶには重すぎる。ビジネスモバイルノートのような使い方には向かない。持ち運びというよりは据え置き型のノートPCだ。

軽い鈍器なので、足に落とすと大ケガするレベル。取り扱いは丁寧にしよう(余談だが、筆者は以前ノートPCを足に落として痛い目を見たことがある。その時は1.5kg程度のノートだったが4kg超えは想像したくない……)。

ゲーマーならば、高画質120FPSでのプレイや1台でゲームをプレイしながらの配信、クリエイターならば、4Kなど高画質動画編集からエンコード時間短縮まで業務改善も期待できる。

ゲーミングノートと銘打っているものの、幅広い業種、タイプの人にマッチする製品となっている。ぜひ一度触れてみてほしい高品質のノートパソコンだ。

ALIENWAREのお得な買い方

今回は「NEW ALIENWARE 17」の中の最上位モデルをご紹介したが、「NEW ALIENWARE17」にはIntel Core i7、NVIDIA GeForce GTX 1060 OCという構成で約20万円という、価格的にも魅力的なモデルからラインナップがある。

「ALIENWAREは高いんでしょ?」という声をよく聞く。しかし、セールやキャンペーンを利用することでかなりお買い得に購入することができるのが、ALIENWAREシリーズの特徴だ。先ほどの構成でも、割引を利用すると17万円からとなる。

期間限定キャンペーンは毎週更新されているので、購入時にはALIENWARE ZONEの期間限定キャンペーン紹介記事をぜひチェックしてみることをオススメする。


■関連リンク
NEW ALIENWARE17 スプレマシーVR
https://www.dell.com/ja-jp/shop/%E3%83%87%E3%83%AB%E3%81%AE%E3%83%8E%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%91%E3%82%BD%E3%82%B3%E3%83%B3/new-alienware-17-%E3%82%B9%E3%83%97%E3%83%AC%E3%83%9E%E3%82%B7%E3%83%BC-vr/spd/alienware-17-laptop/caaaw17cfl04jp
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https://www.dell.com/ja-jp/gaming
ALIENWARE17 スプレマシーVRレビュー動画(しるび)
https://www.youtube.com/watch?v=3hZxywBDV_Y&feature=youtu.be