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クリエイターがMacからALIENWAREに乗り換える理由とは? 【ALIENWAREアンバサダー特別イベント第3弾 クリエイター編】

ALIENWAREの最新情報やプレゼント企画、最新マシンの体験モニターやアンバサダー限定イベントなどを提供している「ALIENWAREアンバサダープログラム」。その第3弾のイベントが7月5日、東京・秋葉原のALIENWARE STORE AKIBAにて開催された。


過去の同イベントでは、最新ALIENWAREを体験したり、DELL/ALIENWAREの担当者と直接話して要望を伝えたり、ハイエンドのゲーミングPCに直に触れられるといった、ALIENWAREとファンが交流できるイベントとして好評を博してきた。そんな3回目となる今回のコンセプトは「ALIENWAREとクリエイティブ」。抽選により選ばれたALIENWAREアンバサダーたちは、どのようなイベントになるのかを正確には知らないまま、秋葉原に集結した。ちなみに来場者の内訳は、半数弱がALIENWAREのユーザーで、ゲーム用途以外に使用しているのはさらにその半数といった構成だ。

クリエイティブ業界でゲーミングPCの人気が上昇中

ALIENWARE ZONEをお読みの方なら、ALIENWAREというブランドが当然ゲーミングに特化したブランドであることはご存じだろう。PCとしての性能と、最高のパフォーマンスを発揮するための設計、その強さを体現するデザインやギミック──それらすべてはゲームを快適に遊ぶことにこだわった結果だ。そして最近のゲームは、CPU、グラフィック、SSDなどの記録媒体、メモリーといったすべてのパーツに高い性能を要求する。しかも、それが数時間以上継続して、安定的に遊び続けられるという点で、ゲームはPCの用途の中でもかなりハードな使い方がされるカテゴリーと言える。

もちろん、PCゲームは設定次第では低スペックのマシンで遊ぶこともできる。しかし、CPUやGPUを長時間高温にさらしたまま遊ぶことは、通常の使用時には問題がなくとも、確実にパーツの寿命を縮めていくうえ、プレイ時にも不具合を生じたりすることもある。「ゲームが遊べる」という言葉と「ゲームが“安定して快適に”遊べる」という言葉の間には、プレイヤーレベルでもなかなか気づきにくいが、大きな隔たりがあるのだ。

こうしたゲームの高負荷な環境に耐えられるゲーミングPCは、ゲームに類する高負荷でも実力を発揮できるスペックを保証しているようなもの。そんなこともあり、ゲームと同様、もしくはそれ以上にマシンスペックが要求されるクリエイティブ業界から、いまゲーミングPCが熱視線を浴びている。

ひとくちにクリエイティブと言っても、音楽、写真、映像、デザインなど制作内容は様々だが、これらの業界で大きなシェアを獲得してきたのが、米アップル社のMacシリーズだ。Adobe Photoshopなどの定番ソフトがMacから誕生したことや、他のPCメーカーにはない独創的なデザインやOSの機能、思考を邪魔しないシンプルな操作性なども手伝って、いまだに高い人気を誇っている。

しかし、そんなMac=クリエイティブというイメージも独壇場とは言い難い状況になってきている。ALIENWAREマーケティングシニアマネージャーの柳澤真吾氏によれば「ゲーム目的ではなく、グラフィックボードを搭載したハイスペックなPCを求める方から、ALIENWAREの支持が増えているんです」という。

▲ALIENWAREのマーケティングシニアマネージャーの柳澤真吾氏

今回のゲストは、まさに最近MacからALIENWAREに乗り換えたクリエイターだ。株式会社電通でクリエーティブ・テクノロジスト兼プロデューサーとして活躍している阿部睦美さんと、大学やイベントなどでクリエイティブ・コーダーとして活動している田所淳さんのふたりが、ALIENWAREを選んだ理由を語ってくれた。

ちなみに、筆者も漢字Talk7の時代からMacを使い続けてきたひとり。現在も13インチMacBook Proを業務に、13インチMacBook Airと21.5インチiMacをプライベートにと使い分けており、『リーグ・オブ・レジェンド』はMac版でプレイし続けている生粋のMacユーザーであることをあらかじめお伝えしておく。

「作んなきゃ」から「楽しいから作っちゃおう」に変わった──阿部睦美

阿部さんがALIENWAREに乗り換えた最初のきっかけは、4Kのインタラクティブな展示をするのに、当時使っていたMacBook Airでは4K映像が扱えなかったことだったという。導入したのは、有機ELモニターを搭載するALIENWARE 13。Intel Core i7 7700HQ、NVIDIA GeForce GTX 1060を搭載したモデルだ。

「もともとピアノをやっていて、大学でPCにハマってから色々やり始めて、いろんな人に曲を聴いてもらいたいと思うようになったんです。でも、『SoundCloud』(編集部注:クラウドを利用した音楽共有サービス。アーティストから個人まで世界中で多くのユーザーが配信/共有している)にアップロードしてもなかなか聞いてもらえないけど、『YouTube』だと聞いてもらえる。画がついていると間口が広がるんだ、ということに気づいて、映像を作りたいと思ったんです。

ただ、自分がやりたいような『音楽的な発想で映像を作ること』はできなかった。そんな時に出会ったのが『TouchDesigner』というソフトでした。簡単に言うと、ノードをつないで映像を作るというイメージのソフトで、これだと直感的に映像と音楽を気持ちよく切り替えたりできるんです」

▲「TouchDesigner」での操作を説明する阿部睦美さん(右奥)

デモでは、自身が撮影した写真と音楽を組み合わせたインタラクティブなムービーを披露。「速いマシンでポータブルに持ち歩けるものでないとつらいんです。映像と音楽のタイミングもしっかり気持ちよく合わせたいので、強力なPCがあると助かりますね。今日はモリモリで頑張りました(笑)」と阿部さん。TouchDesignerにはMac版も存在するのだが、阿部さんが当時使っていたマシンはグラフィック性能が低く、「機能が制限されている感じがした」と語る。

ALIENWARE 13を使い始めてから、気持ちの面でも大きな変化が生まれたとも語っており、「Adobeアプリケーションのレンダリング時間とか、Macだとシャワーを浴びてきても終わっていないんですけど、ALIENWAREだと同じ作業がコーヒーを入れる間に終わっているという感じで(笑)。ALIENWAREは画面がサクサク動くし、有機ELモニターがキレイだから、今までよりもテンションが上がります。今までは『作んなきゃ』という気持ちだったのが、『楽しいから作っちゃおう』という気持ちに変わりました」と阿部さんは言う。

あえてクリエイター向けのPCという視点でノートPCを比較してみると、現在のMacBookのラインナップは基本的にはIntelのCPU/GPU統合型チップセットであるIntel Irisシリーズがほとんどの機種で標準搭載されている。MacBook Proの上位モデルの中には独立したGPUとのデュアル構成のモデルも存在するが、そのGPUもミドルレンジ向けで、ゲーミングPCのようにデスクトップに匹敵するハイエンドのGPUを搭載するMacBook Proは存在しない。つい先日、第8世代Intel Core iシリーズを搭載した新型MacBook Proも発表され、GPU性能自体は向上したものの、GPU単体の性能だけを見るとゲーミングノートPCには遠く及ばない。この点は、本体サイズの小型化よりも筐体サイズに余裕を持たせているゲーミングノートPCに対して、一貫して薄型を守り通しているMacBookシリーズのポリシーであり、それゆえにデザインが変わらなければ(あるいはGPUの小型化が相当に進まなければ)根本的な解消は難しいだろう。

キーボードのストロークが気持ちいい──田所淳

一方、「ライブコーディング」と呼ばれるインタラクティブな音楽制作をライブなどで行っている田所さんも、GPU性能の不満からALIENWAREに乗り換えた。「MacBookでは途中で止まったりしてしまっていましたが、ALIENWAREに変えてから問題なく作業できるようになりました」という。田所さんのALIENWAREは第7世代のIntel Core i7 7700HQ、NVIDIA GeForce 1060を搭載したALIENWARE 15だが、モニターは通常の液晶で、メインメモリーを32GBまで拡張させている。

ライブコーディングとは、音楽をコーディングしながら実行して、コーディング自体をパフォーマンスとしてみせるという音楽制作の手法だ。その名の通り観客の前でのリアルタイム作業が基本で、通常の音楽ライブで使うギターやドラムなどの楽器、シンセサイザー、DJのターンテーブル操作などと同様に、PCでプログラムコードを入力したり数値を変更しながら様々なかたちで音と映像を変化させていく。今回のデモでは、「openFrameworks」というオープンソースのツールキットで映像を、「TidalCycles」というHaskell拡張ライブコーディング環境でコードや数値を変化させながらの演奏を見せてくれた。

▲ライブコーディングのデモを行う田所淳さん

「この業界には『Show us your screen』という、やっている内容を見せないとライブの意味がない、という考え方があって、ライブコーディングをやる人は手の内を全部見せようという感じなんです」と田所さん。そして、「特に映像系でプログラミングをやっている人たちがMacから乗り換えている印象ですね」と付けくわえながら、実際に画面上でコードや数値を変えながら、映像と音楽を変化させるデモを披露した。

田所さんが特にALIENWAREを評価している点は、Macが捨てたものをALIENWAREがしっかり備えている点だ。

ひとつは内蔵キーボード。「ライブコーディングはコードを打ち込みながらプレイするのでキータッチが重要なんですが、ALIENWARE 15はストロークがちゃんとしていて気持ちいい」と特に高く評価している。キーボードについては先に紹介した阿部さんも「人間が持っているセンサーに近いところが、人間にやさしい。使っている時間が明らかに長くなっているんですよね」と語っている。

このキーボードへのこだわりについてALIENWAREの柳澤氏は、「実はキーボードはパソコン的に言うと一番お金を削りやすいところなんです。パソコンメーカー的に残したいのはCPU、GPU、SSDなど。キーボードなどはデータに出づらいので、コストカットの対象になりやすい。ただ、デルのPCの場合はここが社内でも戦いどころなんですが、ALIENWAREは社内でそこを戦う必要がないんです。キーボードは完成度が高く、打鍵感やストロークの深さも考え抜かれています。ゲーマーに最適なストロークを追求しているのですが、それがゲーマー以外のヘビーユーザーにもマッチしているのでしょう」と胸を張る。この点も、本体の薄型化を追求する中で、打鍵感やストロークがどんどん小さく、薄くなっていったMacBookシリーズとは大きく異なる部分だ。

もうひとつが、ALIENWARE 15がクリエイターが必要とする映像やデータ転送などのポート類をフル装備していることだ。HDMIやEthernetポート、USB3.0など、まさに1台であらゆる機器を接続できる。特に、音楽や映像などのユーザーにとっては、「専用端子が本体背面に揃っているので、ケーブルがごちゃごちゃにならなくてうれしい」と田所氏。薄型化のために光学ドライブやEthernetポート、そしてUSBポートまでを廃止し、現行モデルでは電源も含めてUSB-Cポートしか存在しなくなったMacBookシリーズとは根本的な思想が違うが、利便性の面も非常に重要なポイントだ。

Macユーザーから見たALIENWAREの魅力

誤解しないでいただきたいのだが、筆者は決してMacBookシリーズを否定しているわけではない。自分自身、Macのシンプルで飽きの来ないデザインや、ユーザーのパソコン体験をシンプルに演出するmacOSの思想には、Windowsよりも優れていると思っている。

ただ、だからこそ、ハイエンドユーザーの要求を満たすことができていないと思われる、現在のMacBookシリーズのスペックを残念にも思う。

そして、そんな古参のMacユーザーにとってみても、NVIDIAの強力なGPUを搭載し、高い負荷をものともせず働くALIENWAREのノートラインナップが非常に羨ましく思えるのだ。突き詰めるとWindows OSへの乗り換えが最大の障壁だが、AdobeのソフトもMicrosoft Officeもクラウド化され、MacでもWindowsでも利用できる時代になっている。あとは、クリエイティブな作品づくりの「ツール」として見た時に、OSの違いへの“慣れ”を許容できるかどうか、という点だけだ。

今回のALIENWAREアンバサダーイベントは、ゲーマーを中心とした従来のALIENWAREユーザーにはあまり縁がないかもしれない。しかしむしろ、これまでALIENWAREは眼中になかった、という人たちにこそ、まったく新しい世界に触れる機会になる。

「今後も、ALIENWAREとして面白い企画を継続していきたいですし、いろいろなかたちでALIENWAREを知ってもらいたいと考えています」と語る柳澤氏。興味のある方はぜひALIENWAREアンバサダーに申し込み、次回のイベントを楽しみに待っていてほしい。

■関連リンク
ALIENWARE アンバサダー
https://alienware-ambassador.com/
ALIENWARE 13
https://www.dell.com/ja-jp/shop/cty/pdp/spd/alienware-13-laptop?~ck=mn
ALIENWARE 15
https://www.dell.com/ja-jp/shop/cty/pdp/spd/alienware-15-laptop?~ck=mn